婚活迷子になる人の共通点|「普通の人でいい」から始まる迷走の正体

こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。

「普通の人でいい」が招く、婚活の迷走

「お相手は普通の人でいいんです」——カウンセリングの場でこの言葉を聞く回数は、数え切れないくらいあります。

高望みせず、現実的に動こうとする姿勢はとても大切です。でも、この「普通の人でいい」という言葉を出発点にして婚活をスタートさせると、活動を進めるうちに思いがけない落とし穴にはまってしまうことがあります。

JOYマリッジ.comに相談に来る方でも、「普通の人でいい」という思いを胸に婚活を始める方は少なくありません。でも、お見合いを重ねるうちに「なんか違う」「ピンとこない」が積み重なっていくうちに、「あれ、自分ってどんな人と結婚したいんだっけ…」と迷い始めてしまうんです。

そしてこの迷走が起きたとき、実は一番まずいことが起こります。フィーリングが合う方、自分に合っているかもしれない方に出会っていても、そのことに気づかず素通りしてしまうんです。良縁を目の前にして、手を伸ばせないまま逃してしまう。私はそういう場面を何度も見てきました。

「普通の人でいい」という言葉がスタートになること自体は悪くありません。問題なのは、「普通って自分にとって何だろう?」という問いを立てないまま動き始めてしまうことなんです。

「普通」はあなたの普通、私の普通、全部ちがう

カウンセリングで「普通の人でいい」とおっしゃる方に「あなたの考える普通って、どんな方ですか?」と聞くと、答えはみなさん本当にバラバラです。

「誠実で、毎日笑えるような毎日が送れる人」と言う方もいれば、「正社員で安定して働いていて、穏やかな人」と言う方もいる。「一緒にいて疲れない人」という答えもあれば、「休日に同じものを食べに行けるくらいの共通点がある人」という答えもありました。

同じ「普通の人でいい」という一文が、中身はまったく別の人物像を指しているわけです。

「優しい人でいい」という言葉も似たようなことが起きます。優しさにも色々あって、何でも合わせてくれる優しさなのか、困ったときに頼れる強さを持った優しさなのか、それによって出会うべき相手は全然ちがってくる。つまり「普通」も「優しい」も、あなたの中では確かに意味があるのに、言葉にした瞬間に輪郭が消えてしまうんですね。

X(旧Twitter)でも「普通の人でいいのに、全然いない!」という投稿が大きな反響を呼んだことがありました。「普通ってどういう意味?」という議論がたくさん起きたのですが、コメントを読むと、人によって「普通」の定義がまったく違うことがよくわかりました。婚活をしている多くの方が、同じような悩みを感じているということだと思います。

カウンセラーからすると、「普通の人でいい」の状態で活動をスタートすると、ご紹介できるお相手の像がどうしてもぼやけてしまいます。また、ご本人も「なんとなく合わない」「なんとなくピンとこない」という感覚が続いて、婚活の手応えが掴みにくくなっていきます。

活動前に立てるべき「3つの問い」

では、どうすればいいか。条件をガチガチに決めましょう、という話ではありません。婚活では「いろんな人に会ってみよう」という柔軟さはとても大切で、最初から条件を絞り込みすぎると逆に可能性を狭めてしまいます。

大切なのは、条件を固めることではなく、自分のパートナー像の解像度を少し上げることです。

私がカウンセリングでよくお聞きするのは、次の3つの問いです。

「過去に、一緒にいて心地よかった人はどんな人でしたか?」
友人でも、職場の先輩でも構いません。「この人と話していると楽だな」「一緒にいてホッとする」と感じた経験には、あなたが自然体でいられる関係のヒントが隠れています。

「逆に、この人とは合わないな、と感じたのはどういう場面でしたか?」
こちらも同じくらい大事です。どんな言動に違和感を覚えたか。どんな価値観の差がストレスになったか。「避けたいもの」が見えると、「求めているもの」も自然と輪郭を帯びてきます。

「5年後・10年後、どんな毎日を送っていたいですか?」
朝、誰かと一緒にいたいのか。休日は一緒に出かけたいのか、それぞれ好きに過ごしたいのか。お金の使い方についてはどんなスタンスの人と合いそうか。将来の生活イメージを具体的に描いてみると、「どんな人と一緒にいたいか」が自然と浮かびあがってきます。

この3つを考えるだけで、「普通の人でいい」という言葉が「こういう人と一緒に笑って生きていきたい」という言葉に少しずつ変わっていきます。そうなったとき、婚活の向き合い方がガラッと変わる方を、私はたくさん見てきました。

「解像度」が上がると、出会いへの感度が変わる

JOYマリッジ.comで活動を続けるなかで、カウンセリングを重ねていくうちにパートナー像の解像度が上がっていった会員の方がいました。

最初のカウンセリングでは「普通の人でいい。高望みはしていない」という言葉からスタートしていたその方ですが、話を深めていくうちに「自分はとにかく、日常の些細なことを一緒に笑い飛ばせる関係が欲しいんだと思う」という言葉が出てきました。「明るく笑える人」ではなく「一緒に笑える関係」——この言葉の違いは小さいようで、実はとても大きい。その解像度の変化を経てから、お見合いでの「気づきの感度」が変わっていきました。出会った方のどこを見るか、どこで手応えを感じるかが変わっていったんです。

条件を変えたわけではありません。でも、見るべきものが見えるようになった。それが、良縁に気づける状態ということだと私は思っています。

婚活は、たくさんの方と出会えば出会うほど良いものではなく、出会ったお相手に気づける感度があるかどうかが大切なんです。そのためにも、「普通の人でいい」から一歩踏み込んで、「私にとっての普通とは何か」を考えるところから婚活をスタートさせてほしいんです。

「普通の人でいい」という気持ちは謙虚でとても良いものだと思います。その気持ちを持ちながら、「私にとっての普通って何だろう」という問いを一つ加えるだけで、婚活の質は大きく変わります。条件を探す婚活から、自分を知る婚活へ。静岡で、その一歩をぜひ一緒に踏み出しましょう。

婚活は、ゴールを決めてから動くほうが、ずっと効率よく進められます。JOYマリッジ.comでは、あなたが理想とするパートナー像を明確にしたうえで、成婚までの最短ルートを一緒に設計します。静岡で真剣な出会いをお探しなら、ぜひお任せください。

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