お見合い開始10分でMBTIを聞く…その話題が仮交際を遠ざけた理由

こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。

先日、女性会員さまのお見合いフィードバックを聞いていて、ちょっと胸が痛くなる話がありました。

お見合いが始まって10分も経たないうちに、お相手の男性から
「MBTIって何タイプですか?」
と聞かれたというんです。

「お見合いでそれは無いわ……」と、女性の心は一瞬で冷えてしまいました。そしてそのまま最後まで「価値観が合わないかもしれない」という気持ちが拭えず、結果はお断り。

お相手の男性は30代後半の真剣に婚活中の方で、おそらく悪気は一切なかったはずです。
でも、たったひと言の話題選びが、その後の1時間すべての印象を決めてしまいました。

婚活のカウンセラーをしていると、こういう「話題のボタンの掛け違い」によるお断りに、実によく出会います。今日はこの話を入り口に、「なぜその話題が相手の心を冷やしてしまうのか」をカウンセラーの視点から掘り下げてみたいと思います。

MBTIは悪くない。問題は「場」と「相手」だった

まず最初に言っておきたいのは、MBTI自体は決して悪いものではないということです。

MBTIは、心理学者カール・ユングの理論をもとにアメリカで開発された性格診断ツールで、自己理解や他者理解のためのツールとして世界中で広く使われています。特に若い世代の間では「初対面の共通言語」として機能していて、マッチングアプリのプロフィールにタイプを載せたり、会ってすぐに「何タイプ?」と聞き合ったりすることも、ごく自然な文化になっています。

ただ、ここで見落としてはいけないのが「誰に、どんな場で話すか」という問題です。

MBTIが広まったのは、SNS文化やK-POPの影響が大きく、20代を中心とした若い世代の文化です。30代・40代では認知度がぐっと下がり、実際に「診断したことがある」という割合も20代の半分以下という調査結果があります(MERY Z世代研究所調査 2024年)。つまり、30代以上のお相手に「MBTIは何タイプ?」と聞いても、そもそも馴染みのない文化を突然持ち込まれた感覚になりやすい。

今回の女性会員さまも「MBTIって言われても……」という感じで、呆れモード。開始直後に聞かれて混乱してしまったのだとか。それよりも「婚活の場なのに、なんでゲームみたいな話をしているんだろう」という感覚が先に来てしまったのだと思います。

これはMBTIを聞いた男性が悪い人だったわけでは全くなくて、「お見合いという場への期待と、実際の会話のギャップ」が生んだ違和感なんです。どこかで婚活とマッチングアプリや友達作りを同じ感覚で捉えていた——それだけのことかもしれません。でもお見合いという場では、その「感覚のズレ」が一瞬で相手の印象を決めてしまう。それがお見合いの怖さでもあり、奥深さでもあると思っています。

「子供っぽい」と感じさせる話題に共通するもの

MBTIの話に限らず、お見合いで「なんか子供っぽいな」と感じさせる会話には、共通したパターンがあります。

私が会員さまのフィードバックを聞く中でよく耳にするのが、「趣味の話だけで1時間が終わった」「好きなアニメの話をひたすらされた」「ゲームの話で盛り上がろうとされた」といったエピソードです。趣味そのものがNGなわけでは全くありません。問題は、その話題が「自分が好きなことを相手にも知ってほしい・一緒に楽しんでほしい」という一方通行の会話になっている点です。

お見合いは、お互いが「一緒に人生を歩める相手かどうか」を確かめ合う場です。自分の趣味を知ってほしい気持ちはわかる。でも1時間その話しかしない相手を見て、女性が感じるのは「この人、私のことを聞こうとしていないな」ということです。

もうひとつよく聞くのが、「具体的な結婚後の話を矢継ぎ早にされた」パターン。「子供は何人欲しいですか?」「共働きを希望していますか?」「家事の分担はどうお考えですか?」——こうした質問を初対面のお見合いで畳み掛けられたというケース。本人は真剣さを伝えようとして聞いているのでしょうが、受け取る側からすれば「まだ会ったばかりなのに、なぜこんな話に……」と引いてしまう。

これらに共通しているのは「自分の世界や考えを、相手より先にぶつけている」という構造です。趣味も、将来の話も、MBTIも、それ自体は決して悪くない。でも「相手を知ろうとする前に、自分の枠で相手を捉えようとしている」という姿勢が、無意識に伝わってしまうんです。

婚活において女性が「大人だな」と感じる男性の共通点は、一言でいえば「相手を主役にした会話ができる人」です。自分が話すのではなく、相手が話せる場をつくる。自分の価値観を伝えるのではなく、相手の価値観を引き出そうとする。その姿勢が、「この人となら話せそう」という安心感につながっていきます。

話題選びは、相手へのメッセージでもある

うまくいかないお見合いを振り返ると、あるパターンが浮かび上がってきます。

うまくいかない方の多くは、「お見合いを自分のフィールドに引き込もうとしている」んです。好きなコンテンツの話、仕事の武勇伝、自分の価値観の押しつけ——それ自体は間違いではありませんが、お見合いはお互いが「相手を知る場」でもあります。自分の話だけで終わってしまうお見合いでは、相手は「私のことを何も知ってもらえなかった」と感じます。

一方でうまくいく方は、お見合い前に必ずお相手のプロフィールをしっかり読み込んでいます。

「この方、旅行が好きって書いてたな。どんな旅行が好きなんだろう」
「料理が得意と書いてあったから、そこを聞いてみよう」
という目線で、相手のことを思い浮かべながら準備してくる。その積み重ねが、お見合い当日の「会話の質」として現れるんです。

JOYマリッジ.comの会員さまで、お見合い後に「今まで会った中でいちばん話しやすかった」とお相手から言っていただけた男性がいます。その方が特別なことをしていたかというと、「お相手のプロフィールを全部読んで、確認したいことを3つ準備してきた」だけだそうです。

それだけで充分なんです。「この人は、私のことをちゃんと知ろうとしている」と伝わるだけで、お見合いの雰囲気は大きく変わります。

MBTIを開始10分で聞いてしまった男性も、「相手を知りたい」という気持ち自体はあったと思います。ただ、「16タイプに分類することで相手を知ろう」という発想が先に来た時点で、「この人そのものの言葉を直接聞こう」というアプローチとすれ違ってしまった。

話題を選ぶことは、「あなたのことをどう見ているか」というメッセージでもあります。診断ツールで相手を分類しようとするのか、相手の言葉を直接聞こうとするのか。その差は、受け取る側にはっきりと届いてしまうんです。

お見合いが「大人の場」である、本当の意味

少し視点を広げてみたいと思います。

お見合いには、普通の合コンやマッチングアプリの出会いと根本的に違うことがひとつあります。それは「お互いが結婚を前提として、真剣にその場に臨んでいる」という共通認識があることです。

その前提があるからこそ、お見合いの場では「大人の会話」が期待される。大人の会話というのは、難しい言葉を使うことでも、深い哲学的な話をすることでもありません。

「相手が話しやすい雰囲気をつくれること」
「相手の言葉を丁寧に受け取れること」
「この場がどういう場かを正しく理解して行動できること」
——その3つが揃っていれば、それだけで充分です。

では、「子供っぽい」と感じさせる会話とは何かというと、「この場がどういう場かを理解できていない」ことから生まれていることがほとんどです。MBTIを聞いてしまった男性も、趣味の話だけをし続けてしまう人も、結婚後の話を早々に畳み掛けてしまう人も、根本にあるのは「お見合いという場の性質への理解不足」だと思います。

これは決して責めているわけではありません。誰だって最初は慣れていないし、どうすればいいか分からないことがある。大切なのは「気づいてから変えられるかどうか」です。

もしMBTIを聞いてしまったことに後から気づいた方がいるとしたら、それは次のお見合いに活かせる貴重な経験です。「仮交際になって、2回目のデートで趣味のひとつとして話題にする」なら、むしろ楽しい会話になった可能性が高い。タイミングと場の空気を読む力が育ってきた、ということです。

婚活がうまくいかないとき、その理由はどこかにあります。プロフィールなのか、話題選びなのか、姿勢なのか。一緒に整理してみると、案外シンプルな改善点が見えてくることも多いんです。

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