30代の婚活「いい人がいない」|それ高望みではなく欲張り婚活かも?

こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。

無料相談にいらっしゃった方とお話していると、必ずといっていいほど「こういう方は無理です」というお話が出てきます。

「お相手も大卒じゃないと合わないと思うんです」
「ご両親が離婚されている方は難しいですね」
「一人っ子は避けておきたいんですよね」

——そんなふうに、いくつかの条件を並べてくださる方がいます。

それ自体は悪いことではありません。ただ、「なぜその条件を挙げたのですか?」と聞くと、ほとんどの方が「なんとなく…」とおっしゃるんです。

婚活で「高望みをしてはいけない」というのは多くの方が知っています。でも実は、高望みとは別に、気づかないうちに陥りやすい落とし穴があります。それが「欲張り」です。この2つは似ているようで、全然違う話です。

「高望み」と「欲張り」は、まったく別の問題です

「高望み」とは、自分のスペックを顧みず、お相手に高い条件を求めることです。

たとえば、年収300万円台で「年収800万円以上の方で」という希望を持っていたり、40代でも「20代の方がいい」と望んでいたりするケース。これはいわゆる「釣り合いが取れない」状態で、高望みといわれます。

一方「欲張り」は、ちょっと違います。条件そのもののレベルは決して高くない。
「普通の年収で」「清潔感のある方で」と、ひとつひとつ聞けば、むしろ謙虚に見えるくらいです。でも、それが5個、8個、10個と積み重なっていくと、どうなるか。

すべてに当てはまる人が、ほとんどいなくなってしまいます。

内閣府経済社会総合研究所が2025年に発表した研究では、結婚相手に求める条件として年齢・年収・雇用形態・学歴・身長・体型の6つを設定し、独身者10,000人のデータを使ってマッチング率を計算しています。その結果、6条件すべてを満たす相手と出会える確率はわずか3.8%。そして、6条件のうちどれか1つだけ外すと、その数字は18.8%に跳ね上がります——約5倍です。

「たった1つ条件を手放すだけで、出会える人が5倍になる」という現実を、まず頭に入れておいてほしいのです。

「なんとなく」でつけた条件が、婚活の壁になっている

冒頭にお伝えした、無料相談でよく聞く条件を思い出してください。

「大卒じゃないと話が合わない気がして」「ご両親が離婚されていると、家庭観が違うかと思って」「一人っ子は難しいかなと聞くので」——どれも、なんとなくついた条件です。根拠というより、漠然とした不安や思い込みから来ていることが多いです。

もちろん、深い理由がある場合もあります。仕事の関係で住む場所が変えられないのと同じように、「自分はこの価値観だけは外せない」という確固たる理由があるなら、それは大切な判断軸です。でも、「なぜその条件を?」と聞かれてすぐに答えられないなら、一度立ち止まって考えてみる価値があるかもしれません。

婚活カウンセラーとして多くの方のご相談を聞いてきた中で気づいたのは、条件のひとつひとつは決して高くないのに、数が多いせいで「合う人がいない」になっている方が、とても多いということです。

条件を増やすことは、結婚相手への「フィルター」を重ねていくことでもあります。フィルターが何枚も重なれば、光はほとんど通らなくなります。

もしお相手が、あなたの「欠点」を流せなかったら?

ここで少し、視点を変えて考えてみてください。

あなたがお相手に対して「なんとなく」の条件をいくつも持っているように、お相手もあなたに対して何かを感じているかもしれません。あなたにだって、欠点や弱点はあるはずです。

たとえば、少し気が短いところがある。整理整頓が得意じゃない。気持ちを言葉にするのが苦手。料理はほとんどしない——どんな人にも、何かしらあるものです。

もしお相手が、その欠点のひとつひとつに「これは無理かな」「こういう人は難しいですね」と条件をつけていたら、どう感じますか?

「もう少し全体を見てほしい」と思うんじゃないでしょうか。

それはお相手も同じです。条件が多すぎると、相手の「全体像」ではなく「属性のリスト」を見てしまうことになります。人は、属性の集まりではありません。

婚活で本当に大切にするべき条件とは

では、条件をまったく持つなというのかといえば、そうではありません。婚活において、条件を設けること自体は必要なことです。ただ、どの条件を核に据えるかが大切です。

譲れない条件として私がよく挙げるのは、大きく2つの方向性です。

ひとつは、生活に関わる現実的な条件。仕事の都合でどうしても住む場所が変えられない、子育ての方針について絶対に合わせられないことがある、家事に対する考え方が極端すぎると生活が成り立たない——こういった条件は、結婚生活を続けていく上で実際に影響する話です。

もうひとつは、人柄・信頼感に関わる条件。一緒にいて安心できるか、誠実な人かどうか、困ったときに話し合える人かどうか。これは学歴や家柄や年収に関係なく、実際にお話してみないと分からないことです。

逆に言えば、「なんとなく」「聞いたことがあるから」「漠然と不安だから」でついた条件は、一度外してみてほしいのです。出会いの幅が広がることで、これまで視野に入っていなかった素敵な方に気づけることがあります。

成婚された方のほとんどが、「最初の条件とは違う方と結婚しました」とおっしゃいます。それは妥協ではなく、本当に大切なものが見えてきた結果です。

条件を整理することは、諦めることではありません。自分が本当に求めているものを、もっとはっきりさせることです。

「合う人がいない」と感じているなら、条件の数を見直してみることが、最初の一歩になるかもしれません。ひとつ手放すだけで、世界がずいぶん広がることがあります。

10年後に振り返ったとき、「あのとき動いて良かった」と思える選択を、今日から始めてみませんか。JOYマリッジ.comでは、あなたの婚活が実を結ぶよう、最後まで一緒に歩んでいきます。

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