こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
先日、会員さんとのやり取りでこんな言葉が飛び出しました。
「交際終了するかどうか、ずっとぐるぐると考えてしまって。どっちにも決められない自分が情けなくて……」
自分を責めながら、それでも答えが出せなくて、心が疲れ果てていました。
そのとき私がお伝えしたのが、「婚活って、株と一緒で、損切りも利確もしなければ、それはチャンスなんですよ」という話です。
「株と一緒ってのが、また納得極まりないです」と言ってくれた会員さん。
白黒つけなきゃ、早く決めなきゃ——そう追い込まれて身動きが取れなくなっている方に、ぜひ読んでほしい内容です。
婚活と株の共通点——「迷い中」は、マイナスじゃない
まず株の話を、ざっくりだけさせてください。
株には、大きく2つの「決断」があります。
ひとつは損切り。値が下がった株をそれ以上損が広がらないうちに売ること。
もうひとつは利確。値が上がった株を売って、利益を手元に確定させること。
どちらも「売る」という決断です。
では、売らない状態というのは?
それは「まだ株を持っている」状態。つまり、可能性を手元に持ち続けている状態です。
婚活に置き換えると、こうなります。
損切り → 「やっぱり違う」と交際終了を決断すること
利確 → 「この人と進む」と真剣交際・成婚への一歩を踏み出すこと
損切りも利確もしていない → まだ迷っている。答えが出ていない。でも——まだ、ご縁は続いている。
「迷っているなんて、グズグズしてる証拠だ」と感じている方、多いと思います。
でも、投資の世界では「ポジションを持っている」ことはむしろ武器です。売ってしまったら終わり。持っている間は、上がる可能性がある。
迷っている間は、まだ可能性の中にいる。これは、婚活でも同じです。
「ファジーな時間」には、ちゃんと意味がある
ここが今日、一番伝えたいことです。
婚活をしていると、自分でも気づかないうちに「白黒思考」に陥ることがあります。
好きか嫌いか。続けるか終わらせるか。あの人にするかこの人にするか。
でも、人間の感情って、そんなにはっきり白黒つくものじゃないんですよね。
「好きかどうか、まだよくわからない」
「悪くはないんだけど、何かが引っかかる」
「会うたびに気持ちが変わる気がする」
そういうファジーな(曖昧な)状態のことを、多くの方は「自分がダメだから決められない」と思ってしまいます。
でも、私はまったく逆に捉えています。
ファジーな時間は、自分の気持ちをちゃんと確かめている時間です。
急いで白黒つけようとすると、何が起きるか。まだ十分に知らないうちに「なんか違う」で切ってしまう。または「とりあえず進もう」と気持ちが追いついていないまま動いて、あとで後悔する。
どちらも、ファジーな時間を「早く終わらせよう」とした結果です。
婚活カウンセラーとして何年も会員さんの活動を見てきた私の正直な感想は、「ファジーな時間を大切にできる人の方が、成婚後に後悔が少ない」ということです。
焦って決めた人より、ちゃんと迷った人の方が、最終的には納得のいく選択ができることが多い。
迷っている自分を責めないでほしいんです。それはグズグズじゃなくて、ちゃんと向き合っているサインだから。
会員さんのエピソード——「答えが出ない」まま進んで、見えてきたもの
実際にあったやり取りをご紹介します。
ある会員さんの交際中のお相手は、志も高く立派なお医者様。人柄も、誰もが「良い人だね」と言うような方でした。でも会員さん自身は、「頭ではこの人が良いことは分かってるんですけど、なんか気持ちが乗り切らなくて」という状態。
「彼がリードしてくれるのは嬉しいんですが、結婚を意識すると分からなくなります……」とLINEが来たこともあります。
そのとき私は、こんなふうに返しました。
「絶対に無理!じゃなければ、まず会ってみてください。言うて1〜2時間のことですし、意外と楽しかったな、ってなることもよくあります。最初から『この人いい!』と思える相手なんてひと握りで、全然好きじゃなかったのに、ある日突然『この人……良いかも』ってなることは、本当によくあるんですよ」
私のアドバイスを聞き入れてくれて、デートの予定を入れた会員さん。
デートから帰ってきて、こう言っていました。
「気持ちが高まる感じはなかったんですけど、減ることもなかったので、もう少し様子を見てみようと思います」
これで、十分なんです。
気持ちが減らなかった、いやにならなかった——それがすでに、良いサインです。
そしてその後、会うたびに少しずつ気持ちが育っていって、会員さんはこう言うようになりました。
「結婚するならこういう人だよなあ、って感じが、だんだんわかってきた気がします」
最初から「好き!」じゃなくて良かったんです。ファジーなまま会い続けた時間が、ちゃんと答えに変わっていった。
この「株と一緒」という話をしたときも、会員さんは「婚活って、相手探しであり、自分探しでもあるんですね」と言ってくれました。
まさにそうで、婚活はどんな人となら一緒に生きていけるかを、自分自身が確かめていくプロセスです。ファジーな時間は、そのプロセスの中にある、大切な「問い」の時間なんだと思います。
迷っている今の自分を、責めなくていい
最後に、もう少しだけ「迷い」の話をさせてください。
「答えを出さなきゃ」「早く決めなきゃ」と追い立てられて、婚活が苦しくなっている方へ。
株を持っていない人には、何も起こりません。損もしないけど、得もしない。
婚活でいうと、「動いていない」「誰かと仮交際もしていない」状態がこれです。
でも、今あなたが「迷っている」なら——それはすでにポジションを持っている状態です。チャンスの中にいる、ということです。
白黒急いでポジションを手放すより、ファジーなままちょっとだけ持ち続けてみる。それで見えてくるものが、きっとあります。
もちろん、迷いにもいろんな種類があります。「なんとなくまだわからない」という迷いと、「本当に無理」という感覚は、別物です。後者なら、それはきちんと損切りをした方がいい。
でも多くの場合、婚活の「決められない」は、前者です。まだよく知らないから、時間が足りないから、決められないんです。
そういう迷いなら、「私はダメだ」と責めるより、「まだ株を持っているんだ」と思い直してみてください。
ファジーな時間は、弱さじゃなくて、ちゃんと考えている証です。
そして、もうひとつ。
「婚活、そろそろ始めようかな……でも、まだいいかな」と迷っている方へも、同じことが言えます。
株は、口座を開いていない人には、そもそもチャンスが来ません。どんなに良い銘柄があっても、ポジションを持てないから。
婚活も同じで、動き出してはじめて「迷う」という贅沢ができます。迷えるということは、すでに動いている証拠です。
株と婚活が大きく違うのは、「年齢」です。
株を持っていないことで利益が出なくても、それはリスクにはなりません。
しかし婚活においては、何もしていない状況はあなたの貴重な「若さ」という資産を、じりじりと削っているのと同じです。
婚活で大切なのは、「いつか」ではなく「今」動き出すことだと思います。
静岡の結婚相談所 JOYマリッジ.comでは、あなたの状況やペースに合わせて、成婚までの道筋を一緒に考えます。「まず話だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。まずは無料相談へどうぞ。





