こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
先日、27歳の女性が入会されました。
保育士と幼稚園教諭、ふたつの国家資格を持つ方です。
彼女は静岡での活動ご希望で、でも住む場所にこだわりはないと言います。
お相手の年収も「ふたりで仕事をして暮らしていけるのであれば十分」と、ご希望のお相手に関してもかなり謙虚です。
カウンセリングの中で、こんなことをおっしゃっていました。
「職場は女性しかいないので、今のままでは絶対に出会えないってわかってるんです。それに、マッチングアプリは怖いし、やっても時間の無駄だと思って。だったら、もうちゃんとしたところでやろうと。30歳までには結婚したいので」
聞いていて、すごく腑に落ちたんです。感情的ではなく、自分の状況を正しく分析して、論理的に選択している。こういう方は、婚活が迷走しません。
この記事では、彼女の話を入口に、「婚活を始めようか迷っている20〜30代」に知っておいてほしいことを書きます。
「職場が女性ばかりで出会えない」は、弱点ではなく正確な自己分析
「職場に男性がいないから出会えない」と言う女性は多いです。でも、それを「嘆き」として終わらせる人と、「だから動く」と切り替える人では、婚活の結果が全然違います。
保育士・幼稚園教諭の職場は、現実として圧倒的に女性が多い。自然な出会いが起きにくい環境です。しかしその事実を「だから婚活が難しい」ではなく、「だから婚活の場を外に作る必要がある」と受け取れるかどうか。それが分岐点になります。
彼女はそこを正確にわかっていました。「今の環境のまま待っていても何も変わらない」と。
私がカウンセラーとして多くの方を見てきてわかるのは、成婚に至る方は例外なく、自分のいる状況を客観的に見られています。「出会えない理由」を環境のせいにせず、「じゃあ何をすべきか」に頭を切り替えている。
自分が出会えない理由を、正しく言語化できていますか? もしできているなら、あとは行動するだけです。
保育士・幼稚園教諭は、婚活市場でなぜ強いのか
「保育士なんて収入も低いし、婚活で有利とは思えない」と感じる方もいるかもしれません。でも実際のデータは真逆のことを示しています。
婚活事業を複合展開する株式会社IBJ(弊社が加盟している連盟)が2024年1月、婚活中の男性1,629名を対象に「結婚したい女性の職業ランキング」を発表しました。結果は、1位:看護師、2位:保育士。資格を持つ職業が上位を占めています。
なぜ保育士が男性から選ばれるのか。男性の声をまとめると、大きく3つの理由があります。
① 子育てのプロとして信頼できる 子どもが欲しいと考えている男性にとって、育児の知識と経験がある女性は純粋に心強い存在です。「産後も任せられる」という安心感は、想像以上に結婚の決め手になります。
② 資格職として、どこでも働ける安定性 転勤の多い男性や、将来の生活設計を真剣に考えている男性ほど、「結婚後もパートナーが安定して働き続けられるか」を重視します。保育士は全国どこにでも需要があり、資格さえあれば働く場所を選びません。「どこへでも一緒についていける」というメッセージにもなります。
③ 人柄への信頼感 明るく、忍耐強く、面倒見がいい。保育士という仕事を選んだ人に対して、男性はそういったイメージを持ちやすい。職業的なイメージが人柄の信頼につながっているのです。
さらに今回の彼女は、保育士と幼稚園教諭のダブルライセンス保有者です。近年増加している「認定こども園」では、両方の資格を持つ「保育教諭」として働くことができます。就職先の選択肢が広く、収入も安定しやすい。そのうえ、相手に対して高い年収を求めていない。男性から見ると「一緒に暮らすイメージが持ちやすい」相手になります。
条件を高望みしない、という姿勢は謙虚さではなく、「選ばれる確率を上げる」戦略として機能します。婚活市場は双方向です。相手に求める水準を柔軟にするほど、自分が検索にかかる男性の数は増えます。
「マッチングアプリは怖い・無駄」という直感は、案外正しい
「マッチングアプリで出会って結婚した人もたくさんいる」、それは事実です。でも彼女が「怖いし無駄」と言い切ったのは、感情的な拒否反応ではありませんでした。
マッチングアプリには、構造上の問題があります。
まず、身元の保証がない。結婚相談所では入会時に独身証明書や収入証明などの書類提出が義務づけられていますが、マッチングアプリは基本的にそうではありません。実際は既婚者なのに独身と偽って登録しているケースは珍しくなく、年収や職業の詐称も防ぎにくい構造です。何ヶ月も交際した後に「実は既婚者だった」と発覚するケースは、相談所に来られる方から実際に聞く話です。
次に、温度差の問題。女性は多くのアプリで無料または低額で使えるため、真剣に結婚を考えている人からゲーム感覚の人まで、温度がまったく違う人が混在しています。メッセージのやり取りが盛り上がっても、実際に会ったら遊び目的だったという話は珍しくありません。
そして時間のロスが大きい。プロフィールを見て、メッセージして、やっと会えて、でも結婚には至らない——そのサイクルを繰り返すうちに1〜2年が経過することもあります。
結婚相談所が大きく違うのは、「結婚を前提とした真剣な人しかいない」という前提が全員に共有されていることです。入会にお金と書類がかかる時点で、ふるいがかかっています。保育士という職業上、プライバシーも気になるところですが、結婚相談所は保護者や同僚に知られにくく、お見合いの場所も生活圏外に設定できます。「どこで出会ったの?」と聞かれたときも、結婚相談所なら真面目なイメージのまま答えられます。
マッチングアプリへの不信感を持っている方は、その直感を無理に矯正しなくていい。それよりも、自分に合った婚活の場を選ぶことの方がずっと大切です。
27歳で動いた意味。「30歳までに」を逆算すると、今しかない
彼女が「30歳までに結婚したい」という目標から逆算して入会を決めた、というのは非常に理にかなっています。
IBJが発表している成婚白書のデータによると、女性の成婚しやすさは20代が最も高く、年齢が上がるにつれて下がっていきます。特に20代後半(25〜29歳)は成婚しやすさが平均を大きく上回る時期です。30代に入ると成婚に要するお見合い数も活動期間も長くなる傾向があります。
自然な出会いから結婚に至るまでには、平均3〜4年かかると言われています。一方、結婚相談所での平均的な活動期間は1年前後。27歳から動けば、30歳を目標にするスケジュールに十分間に合います。
でも大切なのは数字だけではありません。
「焦りのない状態で相手を選べる」ことが、27歳という年齢の最大の強みです。29歳や30歳を過ぎてから動き始めると、「早く決めなければ」という焦りが判断に影響します。焦って選んだ相手との結婚が、長く続くとは限りません。
余裕を持って活動できる今のうちに動き出すことが、長い目で見たときに「いい結婚」につながりやすい。彼女が27歳で動いた判断は、非常に正しいと思っています。
周りにまだ結婚している人が少なくて、「まだ早いかな」と感じている方もいるかもしれません。でも早く動いた分だけ、余裕を持って相手を選べます。婚活に「早すぎる」はほぼありません。「遅すぎた」と感じてから来られる方の方がずっと多いのが現実です。
「今のままでは出会えない」と気づいて動いた彼女の活動は、これから始まります。きっと良いご縁があると、カウンセラーとして確信しています。
もし今の自分の状況を冷静に見て、「このままではいけない」と感じているなら——それはすでに、動き出すための準備ができているということだと思います。
まずは話を聞きにきてください。






