仮交際が交際終了になる前に知ってほしい|結婚観すり合わせ重視「真面目すぎ婚活」の落とし穴

こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。

「お相手といると居心地はすごく良いんですけど、恋愛感情は全然盛り上がってこなくて…」

仮交際中の会員さんから、こんなご相談をいただくことがあります。条件は悪くない、人柄も悪くない、でもどうしても恋愛感情が湧いてこない。そのまま交際終了になってしまうカップルも、少なくありません。

先日、まさにそんな状況だったカップルに、あるアドバイスをしました。するとその後、驚くほど状況が変わったんです。月末には真剣交際へ移行となりそうで、カウンセラーとして本当に嬉しい報告でした♪

今日はそのエピソードをご紹介しながら、仮交際の期間をどう過ごすべきかについてお話しします。

仮交際で「恋愛感情が湧かない」は珍しくない

大前提として、仮交際が始まったとき、「もうこの人が好き!」という状態からスタートする方は、そう多くありません。
特に女性は「また会ってみたい」「話してみたら思ったよりよかった」くらいの感覚で始まるのが、むしろ普通なんです。

だから「仮交際に入ったのに恋愛感情がない」という状態は、何もおかしなことではありません。感情はこれから少しずつ育てていくもの。その可能性を探る期間が、仮交際という段階なんですよね。

ただ、この「育てる」という部分のやり方を間違えてしまうと、感情が芽吹く前に枯れてしまうことがある。今回ご紹介するカップルのケースは、まさにそれでした。

仮交際のゴールは「また会いたい」を確かめること

少し大切なことをお伝えします。

JOYマリッジ.comの活動フローでは、仮交際は「また会いたいと思ったお相手とのデートを重ねていくステップ」と位置づけています。そして「二人の結婚後のイメージをすり合わせる」のは、その次の段階、真剣交際でやることとして明確に分かれているんです。

これ、意外と知られていないんですよね。

「婚活なんだから早めにすり合わせをしないと」という気持ち、とてもよくわかります。時間を無駄にしたくない、真剣交際に進んでから「考え方が全然違った」となりたくない、という不安も自然なことです。でも、仮交際の段階で毎回すり合わせをしていると、デートがいつの間にか「面接」のようになってしまうことがあります。

「子どもは何人ほしいですか」「家事はどう分担しますか」「どこに住みたいですか」——こういった話題は確かに大切です。でも、まだお互いのことをよく知らない段階でこれを繰り返していると、二人の間に漂う空気がだんだん張り詰めてきます。お互い「正しい答えを言わなければ」という感覚になって、デートがこなすものになっていく。

恋愛感情というのは、そういう緊張した場では育ちにくいんです。

では仮交際の間に何を確かめればいいのか。シンプルに言うと、「一緒にいて楽しいか」「また会いたいと思えるか」、それだけです。その積み重ねが、真剣交際へ進む気持ちを自然と育てていきます。

デートスタイルを変えたら、気持ちが動き出した

ここから、実際のエピソードをご紹介します。

会員さんから「なかなか恋愛感情が湧いてこない」というご相談がありました。お相手は誠実な方で、特段の問題があるわけではない。それでも、何度会ってもどこかよそよそしく、気持ちが前に進まない状態が続いていました。

詳しく話を聞いてみると、状況が見えてきました。

二人のデートスタイルは、ドライブやお出かけがメインで、目的地やイベントのある半日以上のガッツリデート。それ自体は悪いことではありません。でも問題は、会うたびに必ず「結婚観のすり合わせ」を行っていたことでした。

「将来はどこに住みたいか」「お互いの仕事はどうするか」「子どもはどう考えているか」——二人ともとても真面目な方で、「婚活をちゃんとやらなければ」という気持ちが強かったんだと思います。だからこそ、会うたびに「今日も確認しなければ」という意識が先に立ってしまっていたんですね。

私はそのカップルに、こんなご提案をしました。

「一度、何も決めずに会ってみませんか。お互いの中間地点で待ち合わせて、1時間くらいカフェでおしゃべりするだけ。議題なし、確認事項なし、ただ会うことだけを目的にしたデートを試してみてください」

正直なところ、「そんな簡単なことで何か変わるの?」と思われるかもしれません。私自身も、どこまで変化があるか見届けたいと思っていました。

数日後、会員さんから報告が届きました。

「何気ない話するだけの方がお互い気楽で、なんだかとっても楽しかったです」

読んだとき、思わず「よかった!」と声が出ました。

本当に、ビックリするほど効果抜群でした。

考えてみると、これはとても自然なことです。「面接のような空気」から解放されたことで、ようやく二人が肩の力を抜いてそのままでいられる時間が生まれた。何気ない会話の中でお互いの素顔が少しずつ見え始めて、「この人、こういうところがあるんだ」という小さな発見が積み重なっていく。

お茶を飲みながらとりとめもない話をして、ふと笑い合う瞬間。そういうときに「あれ、この人といると楽しいかも」という感覚が生まれてくるんです。結婚観のすり合わせでは、そういう瞬間は生まれません。

恋愛感情というのは、「この人と一緒にいると気持ちがほぐれる」という積み重ねの先に育っていくもの。それを実感した出来事でした。

一生懸命さは「考えること」より「動くこと」に

このエピソードを通じてお伝えしたいのは、「婚活の一生懸命さを、どこに向けるか」ということです。

婚活を真剣に取り組むこと自体は、とても大切なことです。でも、その一生懸命さが「考えること」「確認すること」「分析すること」ばかりに向かってしまうと、感情が置いてけぼりになってしまいます。頭の中がいつもフル回転していると、心が動く余白がなくなってしまうんですよね。

「効率よく婚活しなければ」という気持ちもよくわかります。でも「効率的に婚活する」というのは、「毎回のデートで確認事項を消化する」ことじゃないんです。

むしろ、一生懸命さは「行動量を増やすこと」に向けてほしいと思っています。会う回数を増やすこと。短い時間でもいいから顔を見て話すこと。自然体でいられる時間を一緒に積み重ねること。すり合わせより先に、まずその人と一緒にいることを楽しんでみること。

成婚への近道は、実はこういうところにあると私は感じています。

仮交際でやるべきことは「また会いたいと思えるか」を確かめることです。そのためにもっとも大切なのは、深い議論よりも、一緒にいてほっとできる時間を積み重ねること。すり合わせは、気持ちが育ってから、真剣交際の段階でしっかり向き合えば大丈夫です。

今、仮交際中で「なんとなく感情が動かない」と感じている方がいたら、まずデートのスタイルを変えてみてください。難しいことは何もありません。目的地も議題もなし。ただ会うだけのデートを、一度試してみてほしいんです。

婚活中、自分を責めてしまう瞬間ってありませんか。 でも、うまくいかない理由には必ず原因があります。一緒に見つけていきましょう。 JOYマリッジ.comでは、あなたの気持ちに寄り添いながら、前へ進むお手伝いをします。

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