仮交際が交際終了になる人が知らないこと|「尽くす」より「思いやる」がうまいく理由

こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。

「一生懸命やっていたのに、なぜ交際終了になったのかわからない」

この「なぜ」の答えが見つからない方はとても多いです。
聞けば聞くほど、悪いことは何もしていない。相手のことをよく考えていたし、できるだけ気遣っていた。むしろ、頑張っていた方だと思う。それでも、結果は交際終了だった。

こういう方に共通することがあります。それは、「尽くしていた」ということです。でも、尽くすことと思いやることは、実は全然違うものなんです。今日はその話をしたいと思います。読みながら「あ、これ私かも」と感じる部分があったとしたら、ぜひ最後まで読んでみてください。きっと、婚活が変わるきっかけになるはずです。

一生懸命なのに、なぜ仮交際が終わってしまうのか

婚活に真剣な方ほど、「相手に喜んでもらいたい」「良く思われたい」という気持ちが強くなります。それ自体はとても自然なことで、悪いことではありません。

ただ、その気持ちが直接的な行動になるとき、少しズレが生じることがあります。

たとえば、こんなケースです。

仮交際で数回デートを重ね、「雰囲気は悪くなかったはずなのに突然交際終了になった」という会員さまがいました。お話を伺うと、「お相手がイタリアンが好きと言っていたので、その後のデートはずっとイタリアンレストランを提案していた」「お相手が資格試験で忙しいと話していたので、返信がなくても毎日応援のLINEを送り続けていた」とのことでした。

どちらも、悪意はまったくありません。それどころか、「相手のことを覚えていてあげたい」「力になりたい」という、とても温かい気持ちから出た行動です。

でも、お相手の側から見るとどうでしょうか。

デートのたびに同じジャンルのお店が提案され続けると、最初は「覚えていてくれたんだ」と嬉しくても、回を重ねるうちに「他の話はできないのかな」「イタリアンが好きと言っただけで、それ以外の私には興味がないのかな」と感じることがあります。毎日届く応援LINEも、返信できない状況が続くほど「返せていない申し訳なさ」と「また来た…」というプレッシャーに変わっていきます。

つまり、「相手のために」やっているつもりの行動が、相手にとっては重荷になっていた。これが、一生懸命なのに交際終了になってしまうケースに多い、本当の理由です。

「尽くす」と「思いやる」は、似ているようで全然違う

ここで少し立ち止まって考えてみてほしいのですが、「尽くす」と「思いやる」は何が違うのでしょうか。

私は、こう考えています。
「尽くす」のは、自分が安心するための行動。「思いやる」のは、相手の今を見るための行動。

相手がイタリアンが好きだと知ったとき、「次もイタリアンにしよう」と決めるのは、「喜ばせたい」という自分の気持ちを満たすための行動です。でも、相手が今日どんな気分かを確認して「先日イタリアンに行きましたが、今日は別のジャンルも試してみませんか?」と聞けるのは、相手の「今」を見た行動です。

応援LINEも同じです。忙しいと知っているから毎日送る——それは「応援している自分」でいたいという気持ちの表れかもしれません。でも、思いやりとは「忙しいなら、連絡はこちらから控えよう。でも何かあったときに頼れる存在でいよう」と、相手の状況に合わせて自分の行動を調整することです。

尽くす行動は、相手を見ているようで、実は「相手に何かをしている自分」を見ています。思いやりは、「相手が今どうか」を見ています。この違いは小さいようで、仮交際の行方に大きな影響を与えます。

もう一つ、尽くしすぎることで生まれる問題があります。

それは、あなた自身が見えなくなることです。いつも相手の希望に合わせて、自分の意見をあまり言わず、「何でもいいですよ」と答え続けていると、お相手は「この人はどんな人なんだろう」と感じ始めます。

結婚を前提とした交際では、お相手の「素」を知りたいのと同様に、こちらの「素」も見せていかなければなりません。なんでも合わせてくれる人より、自分の気持ちを持ちながら話し合える人の方が、一緒に生活する姿が自然と想像できるものなんです。

思いやりとは、相手の「今」をちゃんと見ること

では、思いやりのある行動とは具体的にどういうものか、もう少し掘り下げてみます。

相手がイタリアンが好きと言ったことを覚えていることは、素晴らしいことです。でも、大切なのはその情報を「使い続ける」ことではなく、「出発点にする」ことです。「イタリアンが好きなんですね。どんな料理が特に好きですか?」と聞けば、その先の会話が広がります。「以前イタリアンに行きましたが、今日は全然違うものも食べてみたいです。どうですか?」と提案すれば、相手はあなたの好みも知れる。相手の一言を、相手をもっと知るための入口にする。それが思いやりある関わり方だと思います。

応援LINEについても同じです。忙しいと知っているなら、毎日送るより「試験が終わったら聞かせてください」と一度伝えて、静かに待つ方が、相手への本当の気遣いになることがあります。言葉より、行動で余白を作ってあげることの方が、相手にとって心地よい場合もある。

もう一つ大切なのは、「相手の反応を見ること」です。LINEの返信のテンポ、デートの提案への反応、会話の中での表情や言葉のトーン。相手が「楽しんでいるか」「少し引いているか」。そのサインを丁寧に読み取りながら、こちらのペースを調整する。これができると、仮交際の関係は自然と育っていきます。

お相手の「好き」を一つ知っても、その人のすべてを知ったわけではありません。仮交際は、相手をもっとよく知っていく時間です。「もう分かった」と思うのではなく、「まだ知らないことがある」と思いながら向き合う姿勢が、関係を深めていきます。

自分を大切にすることが、思いやりの土台になる

尽くしすぎてしまう背景には、多くの場合「これをしなければ、好きになってもらえないかもしれない」という不安があります。「自分のままでは足りない」という気持ちが、行動を過剰にさせてしまうんです。

でも、本当に長く続く関係は「何かをしてくれる人」ではなく「一緒にいて自然体でいられる人」と築かれるものです。あなたが毎回デートの場所を考えてくれることより、あなたが「今日こういうところに行きたいんですが、どうですか?」と自分の気持ちを持って話してくれる方が、お相手にとっては「一緒にいる実感」が生まれます。

自分を大切にするとは、自分の意見を持つこと、自分の気持ちに正直でいること、相手に合わせすぎず、自分らしくいることです。それができると、仮交際の中でも自然と余裕が生まれます。相手のペースを尊重しながら、自分の気持ちも正直に伝えられる。お互いの「今」が見えるようになる。そういう関係の中でこそ、気持ちが本当の意味で育っていくと思っています。

「頑張ったのに交際終了になってしまった」という方の多くは、頑張りの方向が少しズレていることがあります。相手のために頑張っているようで、実は「不安を埋めるために」頑張っていることがある。そのことに気づくだけで、次の交際はきっと変わります。

尽くすのをやめて、思いやることを始める。そのちょっとした変化が、仮交際を真剣交際へと進める力になります。JOYマリッジ.comでは、活動の中でこういったことを一緒に振り返りながら、成婚に向けたサポートをしています。

婚活って、頑張りが報われないと感じる瞬間がありますよね。 でも、その経験は決して無駄じゃありません。 JOYマリッジ.comでは、これまでの活動も含めて丁寧に整理しながら、 あなたに合ったサポートをしていきます。まずはお気軽にご相談ください。

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