こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
婚活において自分の魅力をアピールすることは確かに大切ですが、その方法を間違えてしまうと、逆効果になってしまうことがあります。「私は誠実です」「私は優しいです」といった言葉だけのアピールでは、相手の心に響かないどころか、場合によっては信頼を損ねてしまうことさえあるのです。
今日は、本当に相手に響く自己アピールの方法について、具体例を交えながらお話しします。
言葉だけのアピールが持つリスク
就職活動を経験された方なら、面接での自己PRの難しさをご存じでしょう。婚活でも同様で、「誠実」「優しい」「献身的」といった抽象的な形容詞は、誰でも簡単に口にすることができてしまいます。
私がカウンセラーとして多くの方の婚活をサポートしてきた中で、言葉と行動が一致していない方を見かけることがあります。たとえば、「私はとても気配りができます」とおっしゃりながら、お見合いに遅刻してきて特に詫びる様子もない方や、「自分は家族思いです」と言いながら、実際にはご両親に身の回りのことをすべて任せている方などです。
このような矛盾があると、相手は違和感を覚え、その人の言葉全体に対する信頼度が下がってしまいます。むしろ何も言わない方が、マイナスの印象を与えずに済んだかもしれません。
自然な行動こそが最高のアピール
では、どのように自分の魅力を伝えればよいのでしょうか。答えは非常にシンプルで、「言葉ではなく行動で示す」ことです。
たとえば、自分が「優しい人間」だと思うなら、その優しさを日々の自然な行動で表現してみてください。お見合いの際に相手の話に真剣に耳を傾ける、相手が寒そうにしていたら自然に上着を差し出す、レストランのスタッフにも丁寧に接するなど、小さな気配りの積み重ねが、言葉では表現できない人柄の良さを伝えてくれます。
JOYマリッジ.comの会員様で素晴らしい成婚をされた方々は、皆さん自然な優しさや思いやりを行動で示される方ばかりでした。「私は優しいです」と言わなくても、その行動を見ていれば相手に十分伝わるのです。
具体的なエピソードの力
もし言葉で自分の魅力を伝える必要がある場面では、抽象的な形容詞ではなく、具体的なエピソードを用いることが効果的です。
「私は献身的です」と言うのではなく、「母が体調を崩した時は、仕事の合間に病院の送迎をしたり、栄養のある食事を作って持参したりしました」といった具体的な行動を紹介することで、相手にあなたの人間性がリアルに伝わります。
また、「仕事で困っている後輩がいる時は、残業になっても一緒に解決策を考えるようにしています」など、日常的な場面での行動を紹介することで、その人の本当の性格や価値観が見えてきます。このような具体性があることで、相手はあなたと一緒にいる未来をより具体的にイメージできるようになるのです。
言行一致の重要性
人は、言葉と行動が一致している時に、その人を最も信頼します。したがって、自分がアピールしたいポイントがある場合は、まず自分自身の普段の言動を振り返ってみることが大切です。
「時間を守る誠実な人間です」と言うなら、約束の時間は必ず守る。「相手の立場に立って考えることができます」と言うなら、実際に相手の気持ちを汲み取った行動を取る。こうした一貫性があることで、相手はあなたに対して深い信頼感を抱くようになります。
逆に、小さな矛盾であっても、それが積み重なると相手の信頼を大きく損ねてしまう可能性があります。言葉で言っていることと実際の行動が違うと、「この人は本当のことを言っているのだろうか」という疑念を抱かれてしまうのです。
婚活における自己アピールは、「言葉の羅列」ではなく、日常の行動に裏打ちされた真実味のあるものでなければなりません。自分の強みを見つめ直し、それを自然に日常で発揮することで、相手に深い信頼感と好印象を与えることができます。
JOYマリッジ.comでは、会員様一人ひとりの本当の魅力を見つけ出し、それを自然に表現できるようサポートしています。言葉ではなく行動で伝わる魅力こそが、理想のパートナーとの深い絆を築く基盤となるのです。ができるのです。


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