自分の未来を作るのは自分 — 毒親の影響を乗り越えて幸せをつかむ
こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
家庭環境って、私たちの性格や価値観に深い足跡を残しますよね。特に「毒親」と呼ばれる複雑な親子関係の中で育った人にとって、その影響は大人になってもじわじわ響いてくるもの。自己肯定感が低くなったり、人との距離感に悩んだり、時には相手を過剰に警戒してしまったり。
JOYマリッジ.comのカウンセリングでも、そんな声を聞くことが少なくありません。婚活や結婚生活にまでその影がちらつくこともあるでしょう。
でも、ここで大事なのは一つ。「過去に縛られ続ける必要はない」ということ。あなたの未来を決めるのは、あなた自身です。毒親の影響を乗り越えて、理想の家庭を築くのも、あなたの手にかかっているんです。では、どうすればその一歩を踏み出せるのか?一緒に考えてみましょう。
傷を舐め合うだけじゃなく、前を向く勇気を
毒親を経験した人同士って、お互いの痛みを分かち合える特別な絆がありますよね。先日相談所であった話ですが、ある相談者の方が「同じような境遇の人と話すとホッとする」と語ってくれました。でも、その一方で「ずっと過去の傷を語り合っていたら、なんだか前に進めなくなった」と気づいたんです。
共感って癒しにはなるけれど、ずっとそこに留まると、心の傷が逆に深まることもある。
婚活や結婚は、過去を癒すだけでなく、新しい未来を切り開くチャンスです。「親のせいでこうなった」と嘆く時間を減らして、「これからどんな自分になりたいか」に目を向けてみませんか?たとえば、親との関係が苦しかった分、「家庭は安心できる場所にしたい」と願う気持ちが強いなら、それを叶えてくれる人と出会うことが大事。あなたの育った環境とは違う価値観を持つ相手が、幸せへの近道を教えてくれるかもしれませんよ。
過去を受け入れてくれる人と築く未来
毒親に悩んだ経験がある人にとって、「理解してくれる人」の存在って本当に心強いですよね。私自身の話で恐縮ですが、実は私もそんな過去を持っています。夫と結婚する前、「親との関係がこうで…」と打ち明けた時、何も言わずにただ受け止めてくれました。義両親も事情を知った上で、温かく支えてくれたんです。あの時の感謝は、今でも胸に残っています。
だからこそ思うんです。もし婚活で誰かと真剣に向き合うなら、親との関係が良好な人を選ぶのも一つの手だと。なぜなら、その人の家庭は、「幸せな家庭ってこういうものなんだ」という生きたモデルケースになるから。たとえば、夫婦が穏やかに笑い合う姿や、家族が自然に支え合う空気感。そんな環境から「自分が築きたい家庭像」を学べるのは、貴重な財産です。
「過去を話すのが怖い」という気持ちはあると思います。でも、無理に最初から全部打ち明ける必要はないし、いきなり重い話をされても相手も困ってしまうでしょう。信頼が深まったタイミングで少しずつ正直に話してみて、相手の反応を見てみるのがいいかもしれません。あなたの傷を受け止め、守ろうとしてくれる人こそが、一緒に未来を描けるパートナーなんです。
過去を言い訳にせず、自分で幸せを切り開く
毒親の影響って、本当に大きい。自己否定の癖がついてたり、人を信じるのが難しかったり。でも、その影にずっと隠れている必要はないんです。
結婚は、過去の家庭とは別の「新しい居場所」を作るチャンス。先日、ある方は、「親のせいで幸せになれない気がしてた」と打ち明けてくれました。でも、カウンセリングで「これからどうしたい?」と向き合っていくうちに、「自分に合う人と穏やかな家庭を築きたい」と目標が見えたようです。
「私なんかに幸せな家庭が作れるのかな」と不安になる瞬間があるかと思います。でも、大事なのは「過去がどうだったか」じゃなくて、「これからどう生きるか」。たとえば、週末にパートナーと一緒にコーヒーを飲みながら映画を見る、そんな小さな幸せを積み重ねていくイメージ、湧いてこないでしょうか?
受け入れてくれる人と出会って、そんな未来を手にいれるために、あなたが前向きに一歩踏み出すことが何より大事なんです。
毒親の影響を乗り越えるのは簡単じゃないかもしれないです。私もそうだったのでわかります。でも、あなたにはその先の幸せをつかむ力がちゃんとあります。過去を言い訳にせず、自分で未来を切り開く一歩を踏み出してみませんか?理想の家庭を築くのは、あなたの手の中にあります。

