こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
仮交際に進んだのに、LINEを開くたびに「今日は何を送ろう…」と手が止まってしまう。「LINEをしてもイマイチ盛り上がらない…」そんなお悩みを、面談でよく伺います。
「話すことがない」と感じると、つい「この交際に前向きじゃないのかな」「相性が悪いのかも」と不安になってしまう方も多いんです。
でも実は、話すことがないと感じるのは、熱意や相性の問題ではありません。ただ、話題の広げ方のコツをまだ知らないだけ、というケースがほとんどです。
仮交際のLINEで「話すことない」と感じる本当の理由
仮交際中のLINEでよく見かけるのが、こんなやり取りです。
「今度いつ空いてますか?」
「土曜日なら大丈夫です」
「じゃあ土曜に」
これだけで会話が終わってしまう。日程調整だけの、いわゆる事務連絡LINEですね。
一問一答をただ繰り返しているだけだと、話題はどうしても広がっていきません。相手から質問が来たら答える、こちらから質問して答えが返ってくる、それで終わり。この繰り返しでは、いつまで経っても事務的な関係の域を出ないんです。
これは、話す内容がないわけではなく、話題を広げる”きっかけ”を拾えていないだけ。
実際、会員さんとお話ししていると、話題が広がらない方の多くが「聞かれたことに答える」ことに集中しすぎて、自分から小さな情報を差し出すこと(自己開示)ができていない、という共通点があります。
かといって、「なんとか話題を探して会話を続けなきゃ」と気負う必要もありません。無理に盛り上げようとすると、かえって不自然な質問攻めになってしまったり、続かなくなって疲れてしまったりするものです。話題は探すものではなく、相手の言葉の中から自然に拾うもの、というくらいの気持ちで十分です。
LINEの距離感も、対面と同じようにクレッシェンドしていく
心理学の世界には、社会的浸透理論という考え方があります。人と人との関係は、最初は当たり障りのない話題から始まり、少しずつ自己開示の幅と深さが増していくことで、心理的な距離が縮まっていく、というものです。
これは、対面でのお見合いやデートだけでなく、LINEのようなオンラインのやり取りでも同じなんです。
最初から深い話ができる関係のわけがありません。むしろ、いきなり価値観のすり合わせのような重たい話題を振ってしまうと、相手はまだ心の準備ができていないので、距離が縮まるどころか身構えさせてしまうこともあります。
大切なのは、週1回のデートと、その合間のLINEのやり取り、両方を使って少しずつ距離感をクレッシェンドさせていくこと。効率よく一気に距離を縮めようとするのではなく、じわじわと積み重ねていくものだと捉えてみてください。
事務連絡から一歩踏み出す、話題の広げ方
では、具体的にどう広げればいいのか。ポイントは、相手が発した小さなキーワードを拾うことです。
例えば、日程調整で「◯日は熱海にいる祖母に会いに行くので」というメッセージが来たとします。ここで「わかりました」で終わらせず、「熱海におばあ様がいらっしゃるんですね!私、熱海が好きでたまに遊びに行くんです」と、場所にまつわる話題に広げてみる。
場所や出身地の話は、誰にとっても話しやすく、盛り上がりやすい鉄板の切り口です。
デートの場所を決めるときも同じです。「餃子が好きなんですけど、行ったことありますか」と聞かれたら、「行ったことないので今度そこにしましょう。実は僕も餃子好きで、お気に入りのお店があるので今度紹介したいです」というように、好きな食べ物というひとつの話題から、自分の好みも添えて返してみる。
「何が好きですか」「いつが空いてますか」という質問に淡々と答えるだけでなく、自分からもひとこと付け加える。それだけで、話題は自然と広がっていくものなんです。
最初は、好きな食べ物や趣味、住んだことのある場所といった、軽い話題からで大丈夫です。
無理に深掘りしようとせず、相手が興味を持って反応してくれたトピックを、もう少しだけ広げてみる。それを積み重ねていくイメージです。
週末の予定を聞かれたときも同じです。「特に予定ないです」で終わらせず、「家でゆっくり映画でも見ようかなと思ってます。最近ハマってる作品とかありますか?」と、ひとこと自分の予定を添えるだけで、相手も答えやすくなります。
質問に質問だけで返すのではなく、まず自分の情報を少し差し出してから聞き返す。この順番を意識するだけでも、やり取りの雰囲気はずいぶん変わってくるはずです。
自己開示は、勇気を出した分だけ距離が縮まる
話題を広げる中で、少しずつご自身のことも開示していってほしいと思います。
「祖母が◯◯にいる」「◯◯が好き」というような軽い情報でも、立派な自己開示です。自分のことを話してくれる相手には、こちらも話しやすくなる。これは自然な心の動きです。
会員さんの中にも、さりげなく将来の話を織り交ぜていく方がいらっしゃいます。まだ真剣交際に入っていない段階でも、結婚後の生活を前提にした軽い問いかけをしてみる。重たくならない範囲で将来の話に触れることで、相手との距離がぐっと縮まったという報告を、私自身何度もいただいています。
もちろん、いきなり深刻な話題を振る必要はありません。自己開示は、無理に絞り出すものでも、頑張って作り出すものでもなく、話題を拾って返しているうちに、自然とにじみ出てくるものです。焦らず、ご自分のペースで大丈夫です。
週1回のデートだけで関係を構築しようとせず、その合間のLINEでの積み重ねも、大切な関係構築の時間だと捉えてみてください。デートで話した内容にLINEでもう一度触れてみたり、その日あった出来事を短く伝え合ったり。特別な話題である必要はなく、そんな小さなやり取りの積み重ねが、気づけば大きな距離の縮まりにつながっているものです。
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