結婚相手の選び方に迷ったら。10年後の日常から考える婚活のヒント

婚活をしていると、つい「今」に目が向いてしまいます。

初対面での印象、お相手の年収、会話のテンポ。もちろんどれも大事な情報ですし、気になるのは自然なことです。

でも、結婚は「入籍したら終わり」ではありません。そこから何十年という「日常」が続いていきます。

今日は、婚活の本当のゴールである「その先の日常」から、自分にとっての幸せを考えてみるお話をしたいと思います。

婚活で「今の条件」ばかり気になってしまうのは、実はよくあること

婚活相談をしていると、とくに20代後半〜アラサーと呼ばれる世代の方から、こんな声をよく聞きます。

「お相手の年収がちょっと低くて不安です」
「見た目がどうしても好みじゃなくて、この先ときめけるか分からない」

これ、決しておかしなことではありません。むしろ、今まさに目の前にいる相手を評価しようとしたら、見えている情報(外見・年収・話しやすさ)に判断基準が寄っていくのは、ごく自然な反応です。

ただ、少しだけ立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

その「条件」は、10年後、20年後の日常でも、あなたにとって同じくらい大事なものでしょうか。

私が婚活カウンセラーとして多くの会員さんを見てきた中で感じるのは、「今」を基準に判断しようとすればするほど、悩みが深くなりやすいということです。逆に、少し先の日常を具体的に想像できた方は、意外なほどすっと結論が出ることが多いんです。

外見も年収も、10年後には「今のまま」ではない

まず知っておいていただきたいのは、外見も年収も、「今の状態」がずっと続くとは限らないということです。

外見は、10年経てば誰でも今とは違う姿になっています。もちろん個人差はありますが、「今の顔」「今の体型」に強く惹かれてお付き合いを決めても、その魅力がそのままの形で20年後まで続くとは考えにくいものです。

年収についても同じことが言えます。厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(令和7年)を見ると、年齢とともにどう賃金が上がっていくか(賃金カーブ)は、職種によって大きく異なることが分かっています。管理職系の職種では50代後半まで賃金が伸び続ける一方、別の職種では40代前半でピークを迎え、そこから緩やかになっていくケースもあります。つまり「今の年収」だけを見て将来を判断するのは、実はかなりリスクのある考え方なんです。今は高収入でも、業界の変化や体調の変化で維持できなくなることもありますし、反対に、今は平均的でもこの先グッと伸びていく方もいます。

以前、婚活中のある会員さんから、こんな相談を受けたことがあります。

気の合うハイスペックな士業のお相手と、同世代イケメンのお相手との間で気持ちが揺れていて、「ハイスペックの方は、一緒にいて楽しいし、金銭的にもとても恵まれた生活になるのは分かっているんですが、正直タイプの見た目ではなくて、この先ときめけるか自信がない」というお悩みでした。

そのとき私がお伝えしたのは、こんなことです。

「外見がタイプの人と結婚できたとしても、10年後、20年後にその方が“今のまま”だとは思わない方がいいですよ。それより、10年後、20年後のあなたが、日常の何に幸せを感じているかを想像してみてください」

そして、「お金」は現金そのものというより、「生活の余裕」だという話もしました。
子どもに習い事を我慢させずにいられるか、家族で好きなものを気兼ねなく食べに行けるか、友人の家族旅行の話を羨ましく思わずにいられるか。

私自身、25歳で結婚し、当時住んでいた岩手県で、26歳と29歳の時に出産しました。子供が生まれて間もない頃は、(共働きでしたが)生活はゆとりがあるものとは言えませんでしたし、上記のような生活の余裕のある友人を羨ましく思ったものです。今振り返ると笑い話ですが、当時は本当に大変でした。

その会員さんは、これまでの恋愛では、ある程度見た目が好みの相手としか付き合ったことがなかったため、そのギャップに戸惑っていたことに気づいたそうです。そして「頭で考えるだけでなく、実際にお会いしながら、自分にとっての幸せに向き合っていきたい」と、少しずつ考えを整理していかれました。

数字より「日常の物差し」で考えてみる

条件は、いわば「数字」です。年収、身長、学歴。どれも比較しやすく、分かりやすい指標です。

でも、結婚生活を実際に左右するのは、数字よりも「心」の部分だったりします。

裁判所の司法統計(令和7年)によると、離婚理由の1位は男女ともに「性格が合わない(性格の不一致)」で、申立て理由として夫側の約6割、妻側の約4割がこの理由を挙げています。条件が整っていても、日々の価値観のズレや心地よさの欠如が、長い結婚生活の中で大きな溝になっていくということです。

だからこそ、条件という「数字」だけでなく、「日常の物差し」で相手を見てみることをおすすめしています。

たとえば、こんな問いかけをご自身にしてみてください。

  • 毎晩、夫婦で晩ごはんを一緒に食べたいと思うか
  • 休日は家族でキャンプに出かけるような、アクティブな日常を望んでいるか
  • それとも、家でゆったり過ごす穏やかな日常が理想か
  • 子どもが生まれたら、どんな家族の団らんを思い描いているか

条件を並べるより、こうした「日常のワンシーン」を思い浮かべてみる方が、案外すんなりと自分の本音に気づけるものです。

あなたの婚活の条件、日常生活に求めているものですか?

改めて、あなたに聞いてみたいことがあります。

あなたの婚活の条件は、10年後、20年後の日常生活に、本当に求めているものでしょうか。

外見や年収という「今の条件」は、婚活を始める入り口としてはとても分かりやすい指標です。それを気にすること自体は、まったくおかしなことではありません。

ただ、結婚のゴールは「成婚」でも「入籍」でもなく、その先に続いていく長い日常です。だからこそ、10年後、20年後の自分がどんな日常に幸せを感じているのかを、少しずつ具体的に想像してみてほしいのです。

私が今まで見てきた中では、最終的に「この人でよかった」と思える結婚に進んでいく方の多くが、条件の一致よりも、人柄や信頼、一緒にいて安心できるかどうかを大切にされている印象があります。

もし今、条件のことで頭がいっぱいになっているなら、一度立ち止まって、未来の日常を思い描いてみてください。そこから見えてくる「本当に大切にしたいこと」が、きっとあなたの婚活を進める道しるべになるはずです。

JOYマリッジ.comでは、活動データの分析やこれまでの会員さんの事例をもとに、お一人おひとりの婚活を具体的にサポートしています。「自分にとっての幸せがまだ言葉にできない」という方も、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

\ 真剣な出会いを求めるなら、今すぐ無料相談へ /

静岡県内の提携スタジオでプロフィール写真撮影無料!!

  • URLをコピーしました!