先送りはNOを選ぶこと

婚活や恋愛において「もう少し後でいいか」と考える瞬間は誰にでもあるかもしれません。しかし、この「先送り」は、実は「NO」を選んでいるのと同じことかもしれません。意識せずとも、選択肢を先延ばしにすることで、知らず知らずのうちに可能性を閉ざしていることがあるのです。

先送り=NOのカードしか残らない状態

「まだ婚活しなくてもいい」「今のままでいい」と考えているつもりでも、時間は止まってくれません。そして、婚活において年齢が大きなファクターになることは、何度も耳にしてきたかもしれません。年齢を重ねることで出会いの選択肢が減り、婚活の難易度が高まるのは、残念ながら多くの人が経験する現実です。

つまり、「先送りしている」という感覚がある場合、それは自然と「成功から遠ざかる選択」をしているのと同じこと。そしてその結果、「もう少し先で」と思っていたチャンスは、気づかないうちにNOのカードに変わってしまうのです。

進展しない関係も「NO」へと向かう

婚活や恋愛の場面で「先送り」に見える選択肢は、進展しない仮交際や煮え切らない真剣交際の中にもあります。たとえば、仮交際を続けても気持ちが深まらず、次のステップに進めない状態が続けば、やがてどちらかの心が離れていくかもしれません。それは、当事者が意図せずとも、結果的に「NO」の選択をしてしまっているのです。

同様に、真剣交際で成婚を決めかねている場合も、相手がいつまでも待ってくれるとは限りません。こうした状況では、たとえ先延ばしにしているつもりでも、結果的に「相手にとってのNOのカード」しか残らなくなります。自分が決断しないことで、相手の気持ちが冷めてしまうのです。

気持ちと時間の軸を意識する

だからこそ、婚活や恋愛においては、「気持ちの軸」と「時間の軸」を意識することが重要です。じっくり考えることは必要ですが、選択を先送りすることが無意識に「NO」になっていないかを、立ち止まって考えることが大切です。

先送りは、何かを見送るだけでなく、大切なチャンスや可能性を見失うことにもつながります。婚活や恋愛の場面では、決断する勇気を持ち、気持ちと時間のバランスを保ちながら前に進むことが、理想の未来をつかむ近道になるでしょう。

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