こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
お見合いが順調に進み、仮交際に至ると、なんとなく少し結婚に向けて近づいたように感じるものです。とはいえ、そこからが本当のスタート。相手のことを深く知り、関係を築いていくためには、コミュニケーションが欠かせません。ところが、「仮交際の段階で毎日連絡を取るのが苦痛」という悩みを抱える人も多いのではないでしょうか?
まず、こうした気持ちは決して珍しいことではありません。一目ぼれで結婚までトントン拍子に進むケースもありますが、ほとんどの人にとっては、相手を知るために時間が必要です。特に、まだ知り合ったばかりの段階で毎日LINEや電話をすることに苦痛を感じるのは、ある意味当たり前と言えるかもしれません。
では、どうして「連絡が苦痛」と感じるのでしょうか?それは、多くの場合「連絡を義務のように感じている」からではないでしょうか。義務感で連絡を取ろうとすると、相手とのやりとりが形式的になりがちです。そして、やりとりそのものがストレスになり、「やっぱり無理かも」と感じてしまう悪循環に陥りやすくなります。
連絡を楽しむためのコツ
では、どうすればその苦痛を和らげられるでしょうか?一つの考え方は、「次のデートまでに相手の良いところを見つけよう」という気持ちでやりとりをすることです。
例えば、LINEで何気ない話題を振ることで、相手の意外な趣味や特技が見えてくるかもしれません。共通の話題が見つかれば、自然と話が弾みますし、次のデートでもより深い話ができるようになります。そうした小さな発見を楽しむことで、「義務感」から「好奇心」へと意識が変わるかもしれません。
マインドセットを切り替えよう
婚活において、マインドセットは非常に重要です。例えば、「この人とは合わないかも」「面倒だ」といったネガティブな気持ちを抱えたままやりとりを続けると、どうしてもやっつけ仕事のようになってしまいます。すると、お互いに距離が生まれ、せっかくのご縁が遠のいてしまうことも。
一方で、「この人の新しい一面を探してみよう」「自分とは違う価値観を知るチャンスだ」と思えば、やりとり自体が楽しくなります。たとえ短いやりとりでも、その積み重ねが信頼や親しみを育むきっかけになります。
連絡頻度と内容を工夫する
さらに、「毎日連絡しなければならない」と思うと、プレッシャーがかかります。ここで考えたいのは、連絡頻度や内容を工夫することです。たとえば、短いメッセージでもOKです。「今日はこんなことがあったよ」という軽い報告や、「次のデートでここに行ってみない?」といった提案など、負担にならない内容を心がけましょう。
また、電話やビデオ通話で短時間だけ話すのも一つの方法です。テキストだけでなく、直接声を聞くことで相手の感情が伝わりやすくなり、コミュニケーションが深まることがあります。
連絡を楽しむ心がけが、関係を育てる
仮交際中の連絡が苦痛に感じるとき、無理に頑張ろうとする必要はありません。ただ、その気持ちの原因を理解し、「義務」ではなく「楽しみ」として捉えることが大切です。
相手の良いところを見つける楽しさ、共通の話題を探すワクワク感を持つことで、連絡は苦痛ではなくなります。そして、その積み重ねが、将来につながる素敵な関係を築く第一歩となるのです。

