こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
婚活において多くの方と接していると、特に気になるのが「自分よりも相手を優先しすぎる」傾向にある方です。一見、献身的で素晴らしい姿勢に思えますが、実はこれが長期的な関係を築く上での障壁になりうることを、多くのカウンセリング現場で目にしてきました。
自己肯定感が愛の基盤となる理由
「自分を大切にできない人が、他者を本当に愛することはできない」という言葉は、単なる格言ではなく、心理学的にも裏付けられた真実です。自分自身を価値ある存在として認められない人は、他者との関係でも不安定になりやすく、相手に過度に依存したり、逆に自分の価値を証明するために「与えすぎる」行動に走りがちです。
私が婚活のカウンセリングで出会う方の中には、「相手のためなら何でもする」と言い切る方がいますが、この姿勢の背後には「与えることで愛されたい」という切実な願いが隠れていることがあります。問題は、この自己犠牲的な愛が、実は無意識のうちに「これだけしているのだから、あなたも私を愛すべき」という期待を含んでいることです。
「与えすぎる愛」が招く関係の歪み
一見崇高に見える自己犠牲的な愛は、実は見返りを内心で期待する依存的な愛である場合が少なくありません。そして、その期待が満たされないとき、「こんなに尽くしているのに報われない」という怒りや失望に変わりやすいのです。
婚活中の方にも、過去の恋愛で「一方的に尽くしていたのに裏切られた」という経験をお持ちの方が多くいらっしゃいますが、それは実は双方の関係性の問題であることが多いのです。相手の幸せだけでなく、自分の幸せも同等に大切にする意識があってこそ、互いを尊重した対等な関係が生まれます。
健全な愛を育む自己肯定感の構築
真の愛を育むためには、まず自分自身との健全な関係を築くことが欠かせません。自分の価値を認め、自分の感情や欲求を尊重できる人は、相手に対しても同じように接することができます。これが「自分も相手も大切にできる関係」の土台となります。
婚活において理想のパートナーを探す前に、まずは自分との関係を見つめ直してみてください。自分の気持ちや意見を大切にしているでしょうか?自分の境界線をしっかり設定できているでしょうか?
JOYマリッジ.comでは、お見合いや交際のサポートだけでなく、こうした内面的な成長もサポートしています。自己肯定感を高め、自分も相手も尊重できる関係構築のスキルを身につけることで、より健全で持続的な愛を育む基盤を整えることができるのです。
真の愛とは、お互いが自立した個人として尊重し合いながら、共に成長していく関係です。そのような関係を築くための第一歩は、あなた自身を大切にすることから始まります。


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