こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
「私って、本当に結婚したかったんだっけ?」
「指輪を見に行ったときはあんなに嬉しかったのに、なんか今は気が乗らなくて」
「価値観の違いって言うか……やっぱりこの人じゃない気がしてきた」
婚活を経て成婚が近づいた会員さまから、こんな言葉を聞くことが少なくありません。最初は「え、どうしたんですか?」と驚くこともあるのですが、話を聞きながらこう思うんですよね。
「うん……それはマリッジブルーですね!」
今日は、多くの人が「気づかないまま」陥ってしまうマリッジブルーについて、カウンセラーとして実際に見てきたエピソードを交えながらお伝えします。成婚を目前に控えているのに不安でたまらないという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
マリッジブルーとは?意外と気づかない「心の変化」の正体
マリッジブルーとは、結婚前後に気分が落ち込んだり、不安に襲われたりする状態のことです。「marriage(結婚)」と「blue(憂鬱)」を組み合わせた和製英語で、英語では”pre-wedding jitters”などと表現されます。
「結婚が決まったのに、なぜ落ち込むの?」と不思議に思うかもしれません。でも実はこれ、かなり多くの人が経験していることなんです。
ゼクシィの調査によると、約6割の花嫁がマリッジブルーを経験しており、新郎側でも4割近くが同様の心境になったというデータがあります。また別の調査では、結婚前後の男女の約7割が多かれ少なかれマリッジブルーを経験しているという報告もあります。
つまり、マリッジブルーは「珍しいこと」でも「心が弱い証拠」でもなく、結婚という人生の大きな変化を前にした、ごく自然な心の反応なんですね。
問題なのは、本人がそれをマリッジブルーだと気づかないことが多いという点です。
JOYマリッジ.comの会員さまでも、成婚退会が近づくと、ほぼ漏れなくマリッジブルーになります。でも、私が「それ、マリッジブルーかもしれませんね。」とお伝えするまで、ご自身では気づいていない方がほとんど。中には、私がそう言っても「そうかな…でも本当にそうなのかな」と自認できない方もいるくらいです。
なぜ気づけないかというと、マリッジブルーによって生まれるネガティブな感情が、まるでパートナーへの「本音」や「冷静な判断」のように感じられてしまうからです。「価値観が違う」「やっぱり違うのかも」という言葉が、自分の本当の気持ちだと思い込んでしまう。これがマリッジブルーの厄介なところです。
こんな言葉が出たら要注意!マリッジブルーのサインと症状
マリッジブルーの症状は人によってさまざまですが、よく見られる変化をいくつかご紹介します。
精神面の変化として代表的なのは、理由もなく気分が落ち込む、些細なことで涙が出る、情緒が不安定になるといったものです。幸せなはずなのに心が晴れない、という状態が続くようであれば、マリッジブルーのサインかもしれません。
パートナーへの過敏な反応も特徴的です。以前は気にならなかった言動が急に気になりだしたり、ちょっとした発言に強く反発したりすることがあります。「なぜか彼にイライラしてばかりいる」というのも、よくあるサインのひとつです。
身体的な不調として現れることもあります。なかなか眠れない、食欲がなくなる(または過食になる)、胃腸の調子が悪いといった症状は、精神的なストレスが身体に出ているサインです。
行動面の変化として、今まで楽しんでいた仕事がつまらなく感じたり、身だしなみへの関心が薄れたりすることも。パートナーに会うのが億劫になる、という声もカウンセラーとしてよく耳にします。
そして、JOYマリッジ.comの会員さまからよく聞く、婚活特有のサインはこんな言葉です。
- 「私って本当に結婚したかったんだっけ?」
- 「別に指輪なんかほしくないかも」
- 「意見の食い違いじゃなくて、価値観の違いな気がする」
- 「まだ他にもっといい人がいたんじゃないかと思えてきた」
これらの言葉は、パートナーへの「本音」ではなく、結婚という大きな変化を前にした心のざわめきであることが多いんです。後ろ向きな言葉として表れているものでも、じっくり話を整理していくと気持ちが落ち着いてくる方がほとんどです。
なぜ婚活で成婚が近づくとマリッジブルーになるのか
どんなに愛し合っているカップルでも、結婚が決まると「決めなければいけないこと」が一気に増えます。
指輪をどうするか、結婚式はどうするか、新居はどこにするか、苗字はどうなるのか、お互いの家族とのこれからの付き合い……。すべてにおいて二人で協力して決めていかなければならない。
これって、大なり小なりストレスがつきものなんですよね。
結婚式の準備については、調査でも「半数以上のカップルが準備中に喧嘩を経験している」というデータがあるほどです。準備が一方にのみ負担がかかっているときや、細かな決め事でお互いの意見がすれ違うとき、そのストレスが「マリッジブルー」と「険悪なムード」の負の相乗効果を生んでしまうこともあります。
私自身も経験があるのですが、後から振り返ってみればたいしたことではないトピックでも、そのストレスを取り除くために「本当にこの人と結婚していいんだっけ?」という”理由”を無意識に探してしまうことがあるんです。
また、婚活ならではの理由もあります。短い交際期間の中で「この人」と決断したからこそ、成婚が現実になった瞬間に「本当によかったんだろうか」という迷いが生じやすい。婚活で苦労が多かった方ほど、「やっとここまで来た」という安堵と「本当にこれでいいのか」という揺れ戻しが同時に来ることがあります。
さらに、女性の場合は苗字が変わること、仕事環境が変わること、義実家との関係が始まることなど、ライフスタイルの変化が男性よりも大きい傾向があるため、マリッジブルーになりやすいとも言われています。
こうした背景を知っておくだけで、「ああ、これがマリッジブルーか」と自分を俯瞰で見られるようになります。
JOYマリッジ.comでは、入会の際に必ず「早ければ3か月後、半年後には人生が180度変わるかもしれません。そのときにマリッジブルーになることはよくあることです。だから、活動を始めると同時に、結婚の覚悟もしておいてくださいね」とお伝えしています。それくらい、婚活における成婚直前のマリッジブルーは「あるある」なんです。
マリッジブルーを乗り越えるために、今できること
マリッジブルーになったとき、まず大切なのは「感じてはいけない感情だ」と否定しないことです。多くの人が経験する、ごく自然な心の揺れです。ちゃんと向き合えば、ほとんどの場合は一過性のものとして落ち着いていきます。
そのうえで、試してほしいことが3つあります。
1. 今までのお付き合いを振り返ってみる
「私って本当に結婚したかったんだっけ?」という気持ちが浮かんだとき、本当に問うべきはその言葉の”本当かどうか”です。婚活を始めた動機は何だったか、交際を始めてからどんな時間を一緒に過ごしてきたか。そのプロセスを丁寧に振り返ってみてください。「今まで二人で関係を積み上げてきたことが大事。今はマリッジブルーの時期なんだな」と自分を俯瞰で見られると、少し気持ちが楽になりますよ。
2. 不安を「環境の変化への不安」と「パートナーへの不安」に分けてみる
成婚を前にして感じる不安には、大きく2種類あります。「新しい環境に適応できるか」という漠然とした不安と、「この人自身への不満や疑問」です。マリッジブルーの多くは前者であることがほとんどです。後者であっても、「話し合いができる相手かどうか」という視点で改めて考えてみると、見え方が変わることがあります。
3. 一人で抱え込まずに、誰かに話す
ある調査では、マリッジブルーの解消に最も役立った方法として「パートナーに相談した」が挙げられており、86.3%の人が「軽減した」と回答しています。不安を一人で抱えてこじらせるより、話すことで整理されることがとても多いんです。
そして、もし「パートナーには相談しにくい」と感じるなら、カウンセラーに話してほしいんです。私はとことん話を聞きますし、不安なら一緒に整理しますし、必要なときは背中を押します。
結婚相談所は出会いを提供するだけではありません。笑顔で成婚退会していただくために、退会のその日まで全力でサポートするのが私の仕事だと思っています。
「誰かに相談したいけど、知り合いには言いにくい」という方も多いと思います。 静岡の結婚相談所JOYマリッジ.comは、そういうときのための場所でもあります。 お母さんのように見守り、親友のように支える——そんなカウンセラーが静岡でお待ちしています。






