こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
普段何気なく交わす会話の中で、私たちは無意識のうちに様々な言葉を選んでいます。しかし、これらの何気ない言葉選びが、相手にあなたの人柄や価値観を強く印象づけることをご存知でしょうか。特に婚活や新しい出会いの場では、言葉遣いはあなたの人間性を映し出す鏡となります。今回は日常的に使われる言葉の中から、特に注意したい「部下」「客」「おじさん・おばさん」という3つの言葉に焦点を当て、より良い人間関係を築くための言葉選びについて考えてみましょう。
「部下」:上下関係を強調しない言葉選びを
管理職に就いていて実際に部下がいる方も多いでしょう。ビジネスの場で「部下が担当します」と言うのは自然なことですが、プライベートな場面、特に婚活やデートの場で「部下」という言葉を頻繁に使うと、思わぬ誤解を招くことがあります。
「うちの部下が先日…」といった話し方をすると、相手は「この人は自分の立場を誇示したいのかな」「人との関係を上下で捉えているのかな」という印象を持ちかねません。あなたにそのつもりがなくても、言葉から受ける印象は相手によって異なるものです。
代わりに「同僚」「チームメンバー」などと言い換えることで、対等な関係性を大切にする人柄が伝わります。部下という立場を説明する必要がある場合は、「仕事の都合で申し訳ないのですが、部下が緊急対応に追われていて、私も行かなければならなくなりました」など、具体的な状況説明に限定するとよいでしょう。
「客」:丁寧さが表す相手への敬意
サービス業や接客業に従事している方は、業務中「お客様」と丁寧に呼びかけていても、プライベートな会話では「客」という言葉が出てしまうことがあるかもしれません。しかし、この言葉遣いが相手にどう映るかを想像してみてください。
「今日は客が多くて大変だった」という何気ない一言から、相手は「この人は表と裏で態度が違うのかな」「人に対する敬意が足りないのでは」と感じてしまう可能性があります。日常会話においても「お客様」「お客さん」と丁寧に言い換える習慣をつけることで、あなたの誠実さや相手を尊重する姿勢が自然と伝わります。
仕事の大変さを話したいときも、「今日はお客様が多くて忙しかったです」と言うだけで、同じ内容でも受け取る印象が大きく変わってきます。言葉遣いの丁寧さは、あなたの人間性の豊かさを示す重要な要素なのです。
「おじさん・おばさん」:他者への敬意を示す言葉選び
親族や親しい間柄で使う「おじさん」「おばさん」は温かみのある言葉です。しかし、見知らぬ人を指して使う場合、意図せず軽視や侮蔑のニュアンスを含んでしまうことがあります。
「駅で見かけたおばさんが…」という会話をしたとき、相手は「この人は他人をカテゴライズして見ているのかな」「年齢や外見で人を判断する傾向があるのかな」と感じるかもしれません。特に婚活の場では、あなたの人を見る目や価値観が問われます。
このような場面では「その方」「駅で見かけた女性」など、敬意を込めた表現に置き換えることで、あなたの思いやりや配慮が伝わります。言葉の選び方一つで、あなたの人間性の深さや優しさが相手に印象づけられるのです。
言葉選びがあなたの魅力を高める
日常会話で使う言葉は、あなたの内面を映し出します。特に婚活の場では、言葉遣いから相手はあなたの価値観や人間性を探ろうとしています。「部下」「客」「おじさん・おばさん」といった言葉の使い方を少し意識するだけで、あなたの印象は大きく変わることでしょう。
丁寧で思いやりのある言葉遣いは、あなたの魅力をより引き立てます。相手の立場に立って言葉を選ぶ習慣をつけることで、より良い人間関係を築く第一歩となるはずです。素敵なご縁につながる言葉選びを意識してみてはいかがでしょうか。
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