本当の「自分らしさ」が婚活成功のカギ – ありのままの意味を見つめ直そう

2024年12月16日2025年7月24日

こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー八木です。

婚活相談で最もよく耳にする言葉の一つが「ありのままの私を受け入れてくれる人と出会いたい」です。これは本当に素敵な想いだと思います。しかし、この「ありのまま」という言葉に込められた本当の意味について、一度深く考えてみていただきたいのです。

「ありのまま」の真の意味とは

多くの方が誤解されがちなのですが、「ありのまま」とは「何の努力もせずに普段通りでいること」ではありません。真の「ありのまま」とは、「自分本来の魅力を最大限に活かしながら、お相手に対する敬意と配慮を忘れない姿勢」を意味するのです。

転職活動を例に考えてみましょう。面接において「自分らしさを大切にしたい」と思いながらも、何の準備もせず、ラフな服装で臨む人はいないでしょう。なぜなら、それは採用担当者への敬意を示し、自分の価値を最大限にアピールする大切な機会だからです。

婚活においても同じ考え方が重要です。デートに向けて身だしなみを整えることや、お相手が興味を持ちそうな話題を準備することは、「無理に自分を偽っている」のではありません。それは、貴重な時間を割いて会ってくださるお相手への感謝と思いやりの表現なのです。

この準備の過程で、実は自分でも気づかなかった新たな魅力を発見することがあります。普段は人前で話すのが苦手な方が、相手のために一生懸命話題を考えることで、実は気配りのできる素敵な人だということに気づく。そんな発見こそが、婚活の醍醐味でもあります。

ここで注意したいのは、「ありのまま」と「わがまま」を取り違えないことです。自分の個性や価値観を大切にすることは素晴らしいことですが、「自分はこういう人だから」とお相手への気遣いを怠ってしまうのは、良好な関係構築にとってマイナスになってしまいます。

本当の意味での「自分らしさ」とは、自分の持つ良さや魅力を存分に発揮しながら、同時にお相手の立場や気持ちに思いを馳せることができる姿勢です。この二つは決して相反するものではなく、むしろ調和することで、より深い信頼関係を築くことができるのです。

理想的なパートナーシップとは、お互いが「この人といると肩の力を抜いていられる」と感じられる関係です。しかし、そのような関係は一夜にして築かれるものではありません。最初はお互いに相手への配慮を示し、徐々に信頼関係を深めていく中で、自然と生まれるものなのです。

「この人になら素の自分を見せても大丈夫」と思える相手との出会いは、きっとあなたの人生を豊かに彩ってくれるはずです。そのためには、まず自分自身を磨き、相手への思いやりを持つことから始めることが大切です。

婚活は、単にパートナーを見つけるための活動ではありません。自分自身と向き合い、本来持っている魅力をさらに磨き上げる貴重な機会でもあります。お相手のことを考えながら自分を見つめ直すことで、今まで気づかなかった自分の良さや可能性に出会えることも多いのです。

例えば、普段は内向的だと思っていた方が、相手のことを知りたいという想いから積極的に質問をするようになり、実は人への興味や共感力が豊かな人だったと気づく。そんな新しい自分の発見は、婚活だけでなく、人生全体にとってもプラスになるでしょう。

あなたらしい魅力を活かしながら、お相手への配慮も忘れない。このバランスを保つことができれば、理想のパートナーとの出会いは必ずやってきます。そして、そのような姿勢で臨んだ婚活から生まれる関係は、きっと長く続く素晴らしいものになるはずです。

まずは自分自身を整え、お相手への思いやりの心を育むことから始めてみませんか。その一歩一歩の積み重ねが、運命のパートナーとの出会いへと続く道となるのです。

婚活は、自分の魅力を再発見し、それを最大限に活かせる環境づくりの旅でもあります。あなたが本来持っている素晴らしさを存分に発揮できる婚活を、一緒に進めていきましょう。