こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
婚活を進めていると、こんな気持ちになることはありませんか。
「お見合いで普段と違う服装をしていると、なんだか自分らしくない気がする」「取り繕っているだけで、こんな婚活に意味があるのかな」
その感覚、決して間違いではありません。でも、ほんの少し視点を変えるだけで、婚活への向き合い方がぐっと前向きになるはずです。今日は「素の自分を出す」ことと、婚活の場での「自分らしさ」の正しいタイミングについて、カウンセラーとして日々感じていることをお話しします。
お見合いで「整えた自分」でいることは、敬意の表れ
お見合いの場で普段着ないスーツを選んだり、丁寧な言葉遣いを意識したりすることを、「嘘をついている」と感じる方がいらっしゃいます。でも、それは少し違うんです。
お見合いに来てくれた相手は、あなたのために時間を作り、身だしなみを整えて、緊張しながら準備をして来てくれています。その気持ちに応えるために「ちゃんとした自分でいよう」と思うことは、嘘でも取り繕いでもなく、相手への感謝と敬意の表れです。
カウンセラーとして印象的だったエピソードがあります。ある女性会員様が、静岡市から新幹線で県外までお見合いにいった時に、お相手の男性は「遠いところからわざわざ来ていただいてありがとうございます」と言いながら、地元の銘菓をそっと渡してくれたそうです。女性会員さんは「プレゼントそのものより、準備してきてくれたことが嬉しかった」とおっしゃっていました。整えた姿で臨む、という気遣いは、そのまま相手の心に届くものだということを、このエピソードで改めて実感しました。
就職活動の面接で、誰でもスーツを着て、普段よりも丁寧な言葉遣いをしますよね。それを「偽りの自分」とは思わないはずです。お見合いも同じです。自分の人生に関わる大切な場に、場に相応しい自分で臨む。それは社会人として当たり前の姿勢であり、むしろ自分に誇りを持って取り組むことだと思っています。
「素の自分を出す」のは仮交際から、段階的に
では、自分らしくいられるのはいつなのか。答えは「仮交際でデートを重ねながら、段階的に距離が縮まってから」です。
最初から素の自分を全開にすることが、かえって婚活を難しくするケースがあります。以前、こんなことがありました。仮交際に進んだ直後から、男性が初デートでいきなり女性会員さんの名前を「ちーちゃん」と呼んだり、タメ語で話したり、歩く際に体の距離がやたら近かったりしたというのです。本人は仲良くなりたい一心だったのでしょう。気持ちはよくわかります。でも女性会員さんにとっては「まだそこまでの関係じゃないのに」と感じてしまい、早い段階で交際終了になってしまいました。
婚活の場では、自分にとっての距離感と相手にとっての距離感は、必ずしも一致しません。どれだけ親しみを感じていても、相手がまだそこに追いついていなければ、「素の自分を出す」行動が逆効果になってしまうことがあります。
仮交際は、少しずつ「自分らしさ」を解放していく期間です。趣味の話、休日の過ごし方、好きなもの嫌いなもの。そういったことを少しずつ伝え合いながら、お互いの素顔を知っていく。そのプロセスを急がず、相手のペースも確認しながら丁寧に進めること。それが交際をうまく深めていくコツです。そして真剣交際に進んでからは、より本音で話せる関係へと自然に発展していきます。
お見合いや婚活を「楽しむ」発想に切り替えてみる
「自分らしくいられないなら意味がない」と感じる方もいるかもしれませんが、お見合いの場こそ新しい自分を発見できるチャンスでもあります。普段は選ばないような服装に挑戦してみると、「あれ、意外と似合うかも」と感じる瞬間がある。丁寧な言葉遣いを意識してみたら、鏡に映る自分がずいぶん落ち着いた大人に見えた。そういう発見が、じわじわと自信につながることがあるんです。
「せっかくやるなら楽しんでみよう」という気持ちで臨んでみてください。お見合いは重荷ではなく、まだ知らない自分を引き出してくれる機会です。婚活は、ゴールに向かって努力するだけの場ではなく、自分を磨きながら、自分らしい結婚相手を見つけていくプロセスでもあります。
素の自分を出すのは、信頼関係が育ってから。まずは相手への感謝を「整えた自分」で表現することから始めてみてください。そのひとつひとつの積み重ねが、自然体でいられる関係へと、少しずつ近づいていくはずです。あなたらしい婚活のペースで、素敵な出会いへの一歩を踏み出しましょう。
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