こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
先日、30代の男性会員様が活動開始後わずか1週間でお見合いが成立し、しかも初めてのお見合いで交際に進むことができました。結婚相談所で活動している男性の中では、実は珍しいケースなんです。初めてのお見合いは緊張するものですし、慣れていない中で交際成立まで持っていけるというのは、なかなかできることではありません。この方がなぜ交際につながったのか、その秘訣を解説していきたいと思います。
お見合いは事前準備が9割、でも全部出してはいけない
私は常々、会員様に「お見合いは事前準備が9割」ということをお話ししています。プロフィールをきっちり読み込み、頭の中に入れて、当日どんな会話をすればお相手の方に喜んでもらえるかということを必ず考えるようにアドバイスしているんです。もちろん初めての時は分からないことも多いので、一緒に考えるようにしています。
この「事前準備が9割」ということを理解している方は多いと思います。でも、ここで間違えてしまう方がとても多いんです。どんな間違いかというと、9割の事前準備で質問をたくさん考えて、お見合いの席で矢継ぎ早に自分が考えてきた質問を投げかけてしまうというパターンです。せっかく準備してきたのだからと思って、質問をポンポンと投げかけてしまう気持ちは分かります。でも、それは間違っていると言わざるを得ません。
質問を考えるというのは、あくまでお相手が興味を持ってくれそうなことをいくつも用意しておく「引き出し」のようなものなんです。その引き出しの中のものをすべて見せるのは間違っているのではないかと思います。事前準備は9割だけれども、その準備したものを全部出すということはしないでほしいんです。あくまで引き出しの中にしまっておくぐらいがいいのではないでしょうか。
一問一答形式になると、お相手の価値観が見えてこない
質問を次々と投げかけてしまうと、一問一答形式のようになってしまい、話題が深掘りされず、うわべだけの会話で終わってしまうことがあります。そうなると、お相手の考えや好きなものが分からず、また自分からも共通点を見つけたりすることもできずに終わってしまうんです。これでは、せっかくのお見合いがもったいないですよね。
大切なのは、お相手の反応を見つつ、ある質問を投げかけた時に「いい反応をしてもらえたな」とか「このことに興味がありそうだな」「もっと話したいのかもしれない」というふうに感じ取ることなんです。そして、その話題を深掘りしていくことが大事なのではないかと思います。
今回交際成立された30代の男性会員様は、まさにこの「深掘り」を実践されました。お相手がプロフィールに書いてあった「温泉が好き」という言葉を見て、自分も温泉が好きだから、頭の中でいくつもの質問を用意していたそうです。お勧めするとしたらどんな温泉がいいか、一緒に行ってみたい温泉はどこか、行ったことないけれどいつか行ってみたいと思っている温泉はどこか、自分は温泉でどんなところを見ているのか、温泉での過ごし方、周りのグルメ情報。そんなことを頭の引き出しに入れておいて、話題が繋がるように心掛けていたそうです。
話題を絞って深掘りすることで、価値観が見えてくる
また、この男性会員様は、お相手が地元を離れて一人暮らしをしているということをプロフィールから読み取り、ライフスタイルの話やお仕事の内容なども深掘りして聞いていったそうです。1時間のお見合いの中で、一問一答形式で100個の質問をして、それに100個答えるよりも、話題のトピックとしては3つ4つしかなかったけれど、深掘りしてお相手の価値観が見えた。そんなことがお見合いの成功につながるのではないかと思います。
もちろん、お見合いの成功ということは交際につながるということです。そして交際につながった後は、デート1回目で「お見合いの時にこんな話をしましたね」「あの時言っていたこのことはこういうことですか」などと、次のデートにもつながるきっかけにもなるんです。お見合いで深く話した内容は、その後の交際でもずっと会話のベースになっていきます。
なので、お見合いの時はトピックを3つ4つに絞って深掘りしていく、お相手の好きそうな話題を選んで、反応の良かった話題を選んで、それを展開していくということを目指してほしいと思います。事前準備でたくさんの引き出しを用意しておきつつ、実際のお見合いではお相手の反応を見ながら、本当に盛り上がった話題だけを深めていく。それが、交際成立への近道なんです。
結婚相談所でのお見合いは、限られた時間の中でお相手のことを知る貴重な機会です。だからこそ、事前準備をしっかりしつつ、当日は臨機応変にお相手との会話を楽しむ。そんなバランス感覚が大切なのではないでしょうか。





