こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
先日のカムチャッカ半島沖地震による津波警報で、交通機関に影響が出ました。こうした緊急時のニュースを見るたびに、私は過去の体験を振り返ることがあります。人生には予期せぬ困難が訪れるものですが、そんな時にこそ感じるのが、支え合える人がいることの大切さです。
自然災害で知った、共に歩む人の価値
東日本大震災を東北で経験した時のことです。あの日の大きな揺れと、その後の混乱は今でも鮮明に記憶に残っています。電話回線がパンクし、夫との連絡がなかなか取れませんでした。数時間後、ようやく夫と再会できた瞬間、それまで必死に堪えていた感情が一気にあふれ出しました。
震災後のインフラが止まった生活は、想像以上に厳しいものでした。電気、水道、ガスが使えない中での子育て。商店からは物資が消え、日常生活を送ることが困難になりました。テレビもラジオも限られた情報しか入らず、先の見えない不安に押しつぶされそうでした。
でも、夫がいてくれたからこそ、その困難を乗り切ることができたのです。お互いを励まし合い、子どもたちを守りながら、一歩ずつ前に進むことができました。この体験が、私にとって「人生のパートナーシップ」の本当の意味を教えてくれました。
最愛の人を失った時に感じた夫の存在
数年前、海外駐在中に父が急逝しました。国際電話で訃報を受けた時の衝撃は、今でも忘れることができません。慌てて一人で帰国の手配をし、急いで日本に向かいました。夫は仕事の都合ですぐには同行できませんでしたが、後から子どもたちと一緒に駆けつけてくれました。
一人娘である私にとって、父の死は耐え難い悲しみでした。同じ血を分けた家族は、もう私しかいないのだという現実に打ちのめされました。しかし、夫は父のことを本当に大切に思ってくれていて、私と同じように深く悲しんでくれました。
何より、私一人でこの悲しみを背負わなくてもいいのだと気づかせてくれたのです。言葉にならない時はそっと側にいてくれ、涙が止まらない時は温かく包み込んでくれました。「人生の伴侶」という言葉の重みを、心の底から理解した瞬間でした。
人生の後半で直面する様々な試練
20代、30代前半の頃は、自分の力だけで何でも解決できると思いがちです。若さという武器があれば、多少の困難も乗り越えられるものです。ところが、年を重ねるにつれて、一人では太刀打ちできない問題に直面する機会が増えてきます。
両親の健康問題や介護の問題、自分自身の体調の変化、職場での重い責任、大切な人との別れなど、人生の重荷は次第に大きくなっていきます。先日の津波警報のような突発的な出来事も、一人で情報収集し、判断するのと、信頼できる人と状況を共有しながら対応するのでは、精神的な負担が全く違います。
危機的状況において、「この人がいてくれて良かった」と心から思える相手がいることの安心感は、何物にも代えがたいものです。支え合える関係があることで、どんな困難も二人で分け合うことができるのです。心配事も半分に、喜びは倍になる。そんな関係性を築けることが、結婚生活の最大の魅力だと感じています。
真のパートナーシップとは何か
JOYマリッジ.comが大切にしているのは、「苦労は半分ずつ分かち合い、幸せは二倍になる。一緒に笑って一緒に泣く」という夫婦関係です。これこそが、結婚の真髄だと考えています。
結婚というのは、美しいウェディングドレスや豪華な披露宴がゴールではありません。その後の長い人生を、お互いを支え合いながら歩んでいく、深いパートナーシップなのです。楽しい時期もあれば、苦しい時期もある。順風満帆な日々もあれば、試練に直面する日々もある。そのすべてを二人で分かち合えることが、結婚生活の本当の価値なのではないでしょうか。
自立して生きることも大切ですが、人には限界があります。「この人がいれば、どんなことがあっても大丈夫」そう思える相手と出会えることの幸せを、私は身をもって体験してきました。
父を見送った悲しみの中でも、夫がいてくれたからこそ、前を向いて歩き続けることができました。困難な時に手を差し伸べてくれる人がいることの尊さを、改めて実感しています。
結婚は、本当に素晴らしいものです。人生の様々な局面で支え合える、かけがえのないパートナーとの出会いをサポートすることが、私たちJOYマリッジ.comの使命です。あなたも、人生を共に歩んでくれる特別な人との出会いを見つけてみませんか。


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