婚活中の皆さま、デートプランに悩んでいませんか?映画や食事も素敵ですが、今回は一味違った提案をさせていただきます。それは「美術館デート」です。静岡市立美術館を舞台に、どのようにして相手との距離を縮めることができるのか、結婚カウンセラーの視点からお話しします。
なぜ美術館デートが婚活に効果的なのか
婚活において最も大切なのは、相手の人となりを知ることです。美術館という空間は、実はこの目的に非常に適しています。なぜなら、アート作品を前にした時の反応や感想から、その人の価値観や感性が自然と表れるからです。
静岡市立美術館は企画展のみを開催する珍しいスタイルの美術館で、訪れるたびに新しい発見があります。常設展がないということは、毎回違った体験ができるということ。これは婚活デートにとって大きなアドバンテージです。
私自身の経験を振り返ると、夫との美術館デートで印象深かったのは昨年の『西洋絵画の400年』展でした。私がピカソの前で立ち止まっている間、夫はモネの作品に夢中になっていました。この時、お互いの好みの違いを発見し、それがかえって新鮮な会話のきっかけになったのです。
会話が自然に生まれる環境づくり
婚活デートでよくある悩みが「何を話せばいいかわからない」ということです。美術館デートなら、この問題が自然に解決されます。作品という共通の話題が目の前にあるため、「この色合いが素敵ですね」「この表現、面白いと思いませんか?」といった会話が自然に生まれます。
静岡市立美術館の規模感も絶妙です。大きすぎず小さすぎず、約2時間でちょうど良く回ることができます。疲れすぎることなく、適度な集中力を保ちながら過ごせるため、その後のカフェタイムでの会話も弾みます。
過去に開催された「ちびまる子ちゃん展」のような親しみやすい企画展もあり、アートに馴染みのない方でも楽しめる工夫がされています。実際、静岡県民にとってちびまる子ちゃんは特別な存在ですから、共通の話題としても最適でした。このように、自分なりの楽しみ方を見つけることで、アートへの興味も自然と広がっていくものです。
ちなみに、私の書いた婚活小説「待ち合わせの青葉通り」を読んでくれた友人が静岡市立美術館で働いており、6月から始まる『パウル・クレー展』にピカソの作品も展示されると教えてもらいました。このような人との繋がりも、美術館という文化的な場所ならではの魅力の一つですね。
成功する美術館デートの3つのポイント
美術館デートを成功させるには、いくつかのコツがあります。
まず、事前準備は軽めにすることです。完璧に調べ上げる必要はありませんが、どのような展示が行われているかを簡単に確認しておきましょう。これにより、当日の会話にも余裕が生まれます。
次に、相手のペースに合わせることが重要です。じっくり鑑賞したい人もいれば、サクサク回りたい人もいます。相手の様子を見ながら、無理のないペースで進めることが大切です。
最後に、美術館の後の時間を大切にしてください。併設のカフェや近くのレストランで、印象に残った作品について語り合う時間こそが、実は最も価値のある時間なのです。この時間に、お互いの感性や価値観をより深く理解することができます。
美術館デートは単にオシャレな雰囲気を演出するだけでなく、相手との心の距離を自然に縮める効果的な方法です。静岡市街地にある立地の良さも活かして、午前中は美術館、午後は他のスポットといった組み合わせも可能です。
婚活中の皆さま、次回のデートプランに美術館を加えてみてはいかがでしょうか。きっと新しい発見と素敵な時間が待っているはずです。
今後は『待ち合わせの青葉通り』に登場するカフェや観光スポットについても詳しくご紹介していく予定です。どうぞお楽しみに!


静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.com
