こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
婚活において多くの方が「話が合う人」を理想のパートナー像として描かれます。確かに会話が弾み、共通の話題で盛り上がれることは素晴らしいことです。しかし、婚活サポートを通じて感じるのは、「話が合う」ことと「一緒にいて居心地が良い」ということは必ずしも一致しないという点です。
デートで会話が盛り上がり、時間を忘れるほど楽しく過ごせることは、お互いの関係性を深める上で大切な要素です。しかし、それだけでは長期的な関係を築く上での十分な基盤にはなりません。むしろ、長い結婚生活において重要なのは、「その人と一緒にいる時の自分の気持ち」なのです。
言葉以前の安心感がパートナーシップの鍵
結婚生活において大切なのは、「沈黙が苦にならない関係性」です。会話が途切れた時に焦らず、むしろその静けさを心地よく感じられる関係こそ、強い絆の証と言えるでしょう。
この「自然体でいられる」という感覚こそが、長期的な幸福度と強く関連していると考えられます。婚活においては「価値観の一致」も大切ですが、「一緒にいて安心できる」という感覚も同じくらい重要です。
婚姻件数の減少が続く現代社会ですが、IBJの成婚白書によると、結婚に至るカップルの多くは交際期間が約4ヶ月と比較的短いことが分かっています。これは、お互いの価値観や生活スタイルの一致もさることながら、一緒にいることの心地よさを早い段階で感じられることも大きな要因ではないかと思われます。
本当の相性を見極めるポイント
婚活において見落としがちなのが、疲れた時や弱っている時に「側にいてほしい」と自然に思える相手かどうかという点です。これは言葉ではなく、身体感覚として感じ取れるものです。
例えば、長時間一緒にいても疲れを感じない、むしろエネルギーが満たされる感覚があるかどうか。また、自分の弱さや不安を見せても受け入れてもらえる安心感があるかどうか。これらの「言葉以前の安心感」は、一生を共にできるパートナーを見分ける大切なサインとなります。
婚活においては、会話の内容だけでなく、その人と過ごした後の自分の心の状態にも注目してみてください。心が穏やかになるか、あるいは少し疲れを感じるか。自分の気持ちに正直になることが、本当の意味での相性の良いパートナーに出会う鍵となります。
結婚は「苦労は半分、幸せは二倍」とJOYマリッジ.comでは提唱しています。苦しい時も楽しい時も共に分かち合える関係性を築くためには、言葉で表現される以上の深い安心感と居心地の良さが不可欠なのです。ぜひ次の出会いでは、会話の内容だけでなく、「その人と一緒にいる時の自分の気持ち」にも意識を向けてみてください。新たな視点で婚活に取り組むことで、より充実した出会いが生まれるかもしれません。


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