こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
婚活のカウンセリングでよく耳にするのが、「お相手は普通の人でいいです」という言葉です。一見謙虚で現実的に聞こえるこの表現ですが、実は婚活を難しくしてしまう落とし穴が潜んでいることをご存じでしょうか。
今日は、なぜ「普通」という曖昧な表現が婚活の妨げになるのか、そして本当にあなたに合うパートナー像を見つける方法についてお話しします。
「普通」という言葉に隠された危険性
「普通の人でいい」とおっしゃる方に「では、あなたにとっての普通とはどのような方ですか?」と質問すると、多くの場合、明確な答えが返ってきません。ある方は「優しくて、一緒にいて居心地の良い人」と答え、別の方は「年収400万円以上で、真面目に働いている人」と答えます。
つまり、同じ「普通」という言葉を使っていても、人によって想像している相手像は全く異なるのです。この曖昧さが、婚活において大きな問題を引き起こします。
たとえば、カウンセラーが「普通の方」だと思ってご紹介した相手に対して、「思っていた感じと違う」「なんとなくピンとこない」という反応が起こりがちです。これは、お相手に問題があるのではなく、最初の段階で理想像が明確になっていないことが原因なのです。
JOYマリッジ.comでは、この「普通」という表現を掘り下げることを重視しています。表面的な言葉ではなく、あなたが本当に求めている相手の特徴を具体化することで、より確実で満足度の高いお見合いを実現できるからです。
柔軟性を保ちながら軸を見つける重要性
もちろん、婚活をスタートする時に強いこだわりを持ちすぎるのも良くありません。「身長は○○cm以上」「年収は○○万円以上」といった条件をガチガチに固めてしまうと、素晴らしい人格を持った相手との出会いを逃してしまう可能性があります。
「いろんな人に会ってみよう」という柔軟な姿勢は、婚活において非常に大切です。実際に、当初の条件とは異なる相手と出会い、幸せな結婚をされた会員様も多くいらっしゃいます。
ただし、「普通でいい」で思考を止めてしまうのは非常にもったいないことです。柔軟性を保ちながらも、「あなたにとって心地よい関係とはどのようなものか」を深く考える必要があります。
たとえば、「普通の人でいい」とおっしゃっていた会員様が、カウンセリングを重ねる中で「自分は一緒に笑い合える関係が何より大切だった」と気づかれることがあります。この発見があった瞬間から、お相手探しが格段に具体的になり、結果として理想に近い方との出会いが実現するのです。
過去の経験から理想のパートナー像を描く方法
では、自分に本当に合う相手を見つけるためには、どのようなアプローチが効果的でしょうか。その答えは、これまでの人生経験を丁寧に振り返ることにあります。
まず、友人や職場の同僚の中で「この人といると心地いいな」と感じた経験を思い出してみてください。それはどのような人でしたか?どのような場面で、どのような会話をしていた時でしたか?そこにこそ、あなたが自分らしくいられるパートナーシップのヒントが隠されているのです。
逆に、「この人とは合わないな」と感じた経験も重要な手がかりです。どのような言動に違和感を覚えたのか、どのような価値観の違いにストレスを感じたのかを分析することで、あなたが避けたい相手の特徴も明確になります。
たとえば、ある会員様は「子供の頃、両親が忙しくてなかなか話を聞いてもらえなかった」という体験から、「相手の話に耳を傾けてくれる人」を重視するようになったと気づかれました。この発見により、傾聴力のある穏やかな方との素晴らしい出会いが実現しました。
このように、過去の経験を丁寧に振り返ることで、あなた独自の「理想のパートナー像」が浮かび上がってきます。それは決して高望みではなく、あなたが幸せになるために必要な、現実的で具体的な条件なのです。
婚活は「どんな人と結婚したいか」を深く考える貴重な機会です。「普通の人でいい」という曖昧な表現で済ませるのではなく、「私らしい幸せをくれる人はどのような人か」という問いかけから始めてみてください。
その答えが見えてきたら、そこから具体的で充実した婚活の一歩を踏み出すことができます。過去の経験を宝物として活用し、自分だけの未来を描く。そんな主体的な婚活を、JOYマリッジ.comは全力でサポートいたします。


静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.com
