こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
「もう、おひとり様で生きていくものだと思っていました」
無料相談会に来られた時、彼女は静かにそうおっしゃいました。
49歳と6ヶ月。あと半年で50歳という節目を迎えるタイミングでした。
当時の彼女は、すでに「老後」を見据えて生活を整えていました。いつか自分がこの世を去る時、残された人に迷惑をかけないよう、持ち物を最小限に減らす日々。最終的には「スーツケース1つにすべてが収まるくらい」の荷物で生きていこうと、身軽になる準備を淡々と進めていたそうです。
30代半ばから10年以上、恋愛とは無縁。出会いらしい出会いもなく、いつしか「自分は結婚しないものだ」と決めつけていた彼女が、なぜ静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの門を叩いたのか。
そこには、年齢の壁を越えて人生を鮮やかに塗り替えた、ある女性の「一念発起」の物語がありました。
「一度も努力したことがなかった」という純粋な気づき
多くの会員様は、事前にIBJのシステムを熱心に調べ、婚活市場の厳しさを理解した上で相談に来られます。そのため、通常はヒアリングを中心に1時間ほどで終わることが多いのですが、彼女の場合は少し違いました。
「ふと思ったんです。私、結婚しない人生だと思い込んでいたけれど、一度も結婚するための『努力』をしたことがなかったなって」
49歳の誕生日を過ぎた頃、ふと湧き上がったその想い。後悔というよりは、やり残した宿題を見つけたような、純粋な気づきだったそうです。
「一度くらい、挑戦してみてもいいかもしれない。やるだけやってダメなら、またスーツケース1つの生活に戻ればいいんだから」
そんな思い切った一歩だったため、結婚相談所とは何か、IBJとは何かという基礎の基礎から、みっちりとお話しさせていただきました。気づけば2時間も話していましたが、彼女の目は最初よりもずっと輝いていました。
「50歳の誕生日は、大切な誰かと一緒に迎えたいです」
その目標を胸に、彼女の挑戦が始まりました。
溢れるご縁と、10年のブランクが招いた「心の戸惑い」
活動を始めて驚いたのは、彼女のもとに届くお申し込みの数でした。 実は彼女、活動期間中、一度も自分からお申し込みをしていません。それでも、彼女の誠実なプロフィールに惹かれた男性たちから、ひっきりなしにアプローチが届いたのです。
その中の一人が、のちに成婚相手となる男性でした。 彼との出会いは、最初からどこか「特別」な空気を纏っていました。
「初めて会った気がしないんです」 「昔からの知り合いのような空気感で、沈黙すら心地いいんです」
恋愛感情が湧きにくいタイプだと自称していた彼女が、カウンセラーである私にそう報告してくれるたび、私は「あ、このご縁は本物だ」と確信していました。
しかし、トントン拍子に進むかに見えた関係の裏で、彼女の心には大きなプレッシャーがのしかかっていました。それが、結婚相談所の原則である「3ヶ月の交際期間」というルールです。
10年以上も恋愛から遠ざかっていた人にとって、突然「人生の伴侶」という大きな存在を突きつけられるのは、いくら相性が良くても困惑するものです。しかも、お相手の男性は彼女をとても気に入り、早く「真剣交際(一人に絞った交際)」に進みたいと熱望されていました。
「この人かな? でも、本当に私に結婚なんてできるのかな……」
彼女の中には、ふわふわとした、足のつかないような不安がありました。
カウンセラーとして、ブレないサポートを続けた
実はこの時期、カウンセラーとしてもなかなか苦労したところがありました。
せっかくJOYマリッジ.comに入会していただいたんだから、全力でサポートして成婚という目的を果たしてほしい。それはもちろんです。
でも、何でもかんでも成婚させれば良いというわけじゃないとも、私は思っています。私がいちばん願うのは、会員様が納得して、心から「この人と結婚する」と思えた状態で、最高の幸せを掴んで成婚していただくこと。その一点だけはブレずにサポートを続けました。
お相手の相談所担当者の方には、何度も「彼女の気持ちが追いつくまで、もう少しだけ待ってください」と頭を下げ、調整を続けました。無理に背中を押して成婚させても、そこに彼女の本当の幸せがなければ意味がないからです。
結局、彼女が「この人となら、きっと大丈夫」と自分自身で確信を持てるまで、じっくりと時間をかけて歩みを揃えていきました。
「指輪」よりも大切なこと。マリッジブルーを越えて
真剣交際に進んでからは、具体的な結婚への準備が始まりました。指輪を見に行ったり、式場のパンフレットを眺めたり。本来なら楽しいはずのイベントですが、ここで再び彼女に異変が起きました。
デートのたびに「決めなければならないこと」という事務的なタスクに追われ、彼と一緒にいること自体の楽しさが、霞んでしまったのです。
「デートが、楽しくないです……」
そんな彼女のSOSを聞き、私は即座にアドバイスしました。
「指輪も式場も、今は横に置いておきましょう。とにかく、二人で楽しいデートをすることだけを最優先にしてください。準備は後からいくらでも追いつきますから」
この一言で、彼女の肩の力がすっと抜けたようでした。 「婚活」というタスクを忘れ、ただ「好きな人と過ごす時間」を積み重ねるうちに、彼女の心に再び前向きな灯がともりました。
もちろん、プロポーズ前日には「マリッジブルードタバタ事件」もありました(これは今となっては笑い話ですが、当時は彼女も私も必死でした)。それでも彼女は、逃げずに自分の心と向き合い、最後にはしっかりと彼のプロポーズを受け入れたのです。
スーツケース1つの予定だった人生が、二人で描く地図に変わる
成婚退会された後、久しぶりにお電話で声を聴きました。 電話の向こうから聞こえる彼女の声は、無料相談会の時とは比べものにならないほど柔らかく、幸せな響きに満ちていました。
「彼と、こんな話をしていたんですよ」 そう笑って話す彼女は、もう「スーツケース1つに収まるだけの人生」を考えていた孤独な女性ではありませんでした。
49歳と6ヶ月。
「もう手遅れかもしれない」「自分には縁がない」 そう思って断捨離を始めていた彼女が、「一度も努力してこなかった」という事実に気づき、一歩を踏み出した。その勇気が、わずか半年で彼女の世界を180度変えたのです。
50歳の誕生日は、もうすぐ。 彼女は今、独りではなく、大切なパートナーと共にその日を迎えようとしています。
もし今、この記事を読んでいるあなたが、「自分にはもう無理だ」と何かを諦めかけているとしたら。あるいは、一人で生きていく覚悟を決めようとしているとしたら。
一度だけ、自分に問いかけてみてください。
「私は、それを手に入れるための努力を、本気で一度でもしただろうか?」
人生を変えるのに、遅すぎることはありません。 静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comは、あなたが納得し、心から「この人で良かった」と思えるその瞬間まで、何度でも立ち止まり、共に歩む伴走者でありたいと思っています。
彼女が掴んだような、温かくて静かな幸せが、次はあなたに訪れるよう、精一杯のサポートをします。






