仮交際でときめかない?キャリア女性が陥る理詰め婚活——ラベリングで起こる条件と感情のバグについて

こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。

「いい人なんです。でも、なぜか心が動かないんです」

カウンセラーとして日々会員さんと向き合う中で、最もよく耳にする悩みのひとつです。特に、お仕事ができて分析力が高い、聡明な女性ほど、この「感情の不発」という状況に陥りやすい傾向があると感じています。

先日、会員さんから届いたLINEに、こんな言葉がありました。交際中のお相手についての表現です。

「彼は、私の希望を叶えてくれる妖精か、ピカチュウみたいなんです」

この言葉、あなたはどう受け取りましたか?「愛されているならいいじゃない」と感じましたか?それとも「相手を人間として見ていないのでは?」とドキッとしましたか?

今回は、あるキャリア女性会員さんの葛藤を通じて、賢い女性が陥りやすい「理詰め婚活」の落とし穴と、そこから抜け出すためのヒントをお伝えします。

お相手に”タグ”を貼る(ラベリングする)と、人として見えなくなる

彼女はとても優秀な方です。物事を構造化して捉えるのが得意で、婚活においても「自分のキャリアを継続できるか」「居住地の問題はどうか」といった現実的な課題を、交際中の彼ときちんと話し合える強さを持っていました。

ただ、その「分析力」こそが、恋心にブレーキをかけていたんです。

彼女は無意識のうちに、お相手に大量の”タグ”を貼っていました。所謂、ラベリング、レッテル張りといった状態です。「年収〇〇の男性」「女性経験が少なそう」「私のキャリアを邪魔しない存在」——そういったラベルを貼り付けることで、脳は「この人はこういう人だ」という処理を完了させ、安定しようとします。

その結果、彼を「私の希望を叶えてくれる人」として分類してしまい、一人の血の通った人間として向き合うことができなくなっていた。スペックは完璧なのに、なぜか心が落ち着かない——その正体がここにあると思うんです。

言語化できない違和感の正体

彼女とのやり取りの中で、こんな本音が出てきました。

「女性との恋愛経験がほぼないと聞いて、私に対して過剰な期待を持たれないか心配なんです」

これを「取り越し苦労」と切り捨てるのは簡単です。でも私には、それとは違う見え方がしました。彼女が自分のアイデンティティや、これまで積み上げてきた価値観を必死に守ろうとしているサインだったんだと思います。

IBJのシステムを含め、現代の婚活では条件がとても可視化されています。年収、学歴、居住地——それらが記号として並ぶ中で、私たちはついお相手が自分の人生というパズルに合う「ピース」かどうかで判断してしまいます。

でも結婚って、パズルじゃないですよね。

二人がそれぞれの色を持ち寄って混ざり合い、新しい色を作っていく作業だと私は思っています。「なんとなく合わない気がする」「男性としての魅力を感じにくい」という感覚は、もしかしたらお相手を正しく評価できていないのではなく、自分が変化することへの無意識の恐怖が表れているのかもしれません。

情報を集めるほど、「答え合わせ」の婚活になっていく

その会員さんは勉強熱心で、婚活に関する動画なども積極的にチェックされていました。「見ていたら、自分が思っていたことと同じことを言っていてなるほどと思いました」と話してくれたこともあります。

今の時代、攻略情報はどこにでも落ちています。でも、情報を集めれば集めるほど、婚活が「答え合わせ」の作業に変わっていく——そこに大きな落とし穴があります。

仕事では「過去の事例をもとにした対策」はとても有効です。でも人間関係に「予習した通りの反応」を求めはじめると、驚きや感動がなくなります。相手が自分の予想の範囲内で動いてくれると安心はできますが、それは同時に、相手を「自分を喜ばせるためのシステム」として見ているのと同じになってしまうんです。

交際相手を「妖精」と表現したのは、彼を自分の世界の中の便利な存在に留めておきたいという気持ちが、無意識に働いていたからかもしれません。どれだけデートを重ねても心が動かないのは、こういう理由も関係していると思います。

タグをひとつ外すと、物語が動き始める

私はその会員さんに、こんなことをお伝えしました。

「お相手を高年収・女性経験なし・条件はいい、といったタグで理解しようとするのを、一度だけやめてみませんか?○○さんという、誰の経験にも当てはまらない一人の人として見てみましょう」

そして、もうひとつ提案したのは、「私から見た彼」という視点を、「彼と私という二人」という視点に少しだけ切り替えてみること。

「この人は理想とは違うけれど、この人と一緒にいるときの自分が、なんか悪くないな」

成婚していく方たちを見ていると、どこかのタイミングでそう感じる瞬間があるんです。自分の「条件リスト」への執着を、いい意味で手放す瞬間と言ってもいいかもしれません。

婚活は、正しい人を探す作業じゃないと思っています。自分の持っている「分類フォルダ」を少しずつ解体しながら、新しい自分に出会っていく冒険です。

もし今、「いい人なんだけど……」と画面を眺めながら溜息をついているなら、ちょっとだけスマホを置いて、お相手に貼ったタグを全部外してみてください。

そこにいるのは妖精じゃなく、あなたと同じように悩みながら、一生懸命未来を描こうとしている一人の人間です。その「個」と向き合った瞬間に、物語は動き始めますよ。

「誰かに相談したいけど、知り合いには言いにくい」という方も多いと思います。静岡の結婚相談所 JOYマリッジ.comは、そういうときのための場所でもあります。 お母さんのように見守り、親友のように支える——そんなカウンセラーが静岡でお待ちしています。

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