かぐや姫にならないで

かぐや姫は私の地元、静岡県富士市にゆかりのあるストーリーなので、大好きなお話ではありますが(笑)、婚活中の方がかぐや姫のようになってしまうと、ご縁が遠のいてしまうことがあります。

かぐや姫は結婚する気もないのに求婚者たちに難題を課し、断る理由を探していました。婚活中の皆さんも、気づかぬうちに条件を難題にしていないか、少し立ち止まって考えてみてください。

条件に縛られすぎていませんか?

婚活を進める中で、希望条件を設定するのは大切です。しかし、その条件が本当に必要かどうか、改めて見直してみることも必要です。たとえば、男性が「3歳上の女性まで」と決めてしまえば、4歳年上のぴったりな相手を見逃してしまうかもしれません。女性が「身長170センチ以上の男性」と限定すると、169センチの理想的な相手とのご縁を逃してしまう可能性があります。

私自身も、過去にお付き合いした方々は偶然にも180センチ以上の人ばかりでした。そんな経験から、「いつか結婚する人もきっとそうなるだろう」と自然に思い込んでいました。しかし、いざ結婚を考えたときには、そんなことはどうでもよくなり、夫は平均身長くらいの人です。それよりも一緒にいて居心地が良く、自然体でいられることが何より大切でした。

条件を緩めると、新しいご縁が見えてくる

婚活の目的は、自分の条件に完璧に合う相手を見つけることではなく、一緒に幸せな未来を築ける相手を見つけることです。条件に縛られすぎると、素敵なご縁を逃してしまうかもしれません。少し条件を緩めることで、予想外の素晴らしい出会いがあることも多いのです。

婚活をしていると、つい「これもダメ、あれもダメ」とお見合いを断る理由を探してしまうことがあります。でも、本当に大切なのは条件ではなく、お互いが一緒にいて心地よく、将来を思い描ける相手かどうかではないでしょうか?その条件が本当に必要なものかどうか冷静に見直し、新しいご縁を受け入れる心の余裕を持てば、きっと素敵な出会いが待っているはずです。

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