結婚相談所をうまく使うNo.03:マッチングアプリとは違う使い方をしよう

結婚相談所に入会して婚活を始めたのに、気づけばマッチングアプリと同じような使い方をしている――そんな状況に陥っている人は少なくありません。結婚相談所には結婚を真剣に考えている人が集まる上、専門的なアドバイスを受けられる環境が整っています。それなのに、ただプロフィールを見て選ぶだけ、メッセージをやり取りして終わりというスタイルでは、せっかくの環境を十分に活用しているとは言えないのです。

マッチングアプリとは異なる特性を理解する

マッチングアプリは、基本的に自分のペースで気軽に使える婚活ツールです。スマートフォン一つで手軽にプロフィールをチェックし、気になる相手とマッチングできるため、忙しい日々の中でも取り組みやすいという魅力があります。しかし、その分、深いサポートを受ける機会が少なく、自分で相手を見極め、行動を進めていくことが求められます。そして、大前提として、マッチングアプリの目的は様々なので、独身が保証されているわけではありませんし、遊びたいだけの人もいます。

一方で結婚相談所は、入会金や月会費など一定の費用をかけて入会することから、より真剣な出会いを求めている人が集まります。全員が「結婚」という目的に向けて活動しているのです。必ず独身証明書が必要なことから、安全な出会いとも言えます。さらに、カウンセラーや相談員がサポートしてくれるため、自分では気づけなかったポイントを指摘してもらい、婚活を効率的に進めることができるのが大きな特徴です。

スポーツジムとパーソナルトレーニングの違いに例えると

結婚相談所を活用する上で重要なのは、これを単なる出会いの「場」として見るのではなく、出会いを育て、婚活を成功に導くための「環境」として活用することです。これをスポーツジムに例えると、マッチングアプリは「気軽に通えるジム=場」として考えられるかもしれません。
一方、結婚相談所は「パーソナルトレーニング=環境」に近い存在です。

たとえば、マッチングアプリを「チョコザップ」のような手軽で自由なジムだとすれば、結婚相談所は「パーソナルトレーナーがつくトレーニングジム」のようなものです。
せっかくマンツーマンで指導してもらえる環境にいるのに、自己流で器具だけ使っているようなものでは、真の効果を得られませんし、パーソナルトレーニングジムである必要はないですよね。
婚活でも同じように、相談所をただのプロフィール閲覧ツールとするのではなく、専門家のアドバイスやサポートを最大限活用することが重要です。

相談所を最大限に活用するために

相談所のカウンセラーは、あなた自身の良さを引き出すためのアドバイスをしたり、理想の相手を見つけるための新しい視点をもたらします。もしお相手検索のアプリで「どの人がいいかな」と眺めているだけだったり、カウンセラーの提案やアドバイスに耳を傾けず、自己判断だけで婚活を進めているとしたら、それは相談所本来の強みを活かしていないと言えるでしょう。

相談所を効果的に使うためには、まずカウンセラーと信頼関係を築き、定期的に相談しながら進めていくことが大切です。相手探しだけでなく、自分磨きや婚活の進め方についてのアドバイスを求め、積極的に活用することで、より良い結果につながります。

せっかく結婚相談所に入ったのなら、マッチングアプリの延長ではなく、相談所ならではのサポートを受けながら婚活を進めてみてください。それが成功への近道となるはずです。

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