こんにちは。静岡の婚活・結婚相談所 JOYマリッジ.comの結婚カウンセラー 八木です。
イギリスの聖職者で作家のトーマス・フラーが残した名言「結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。」をご存知でしょうか。この言葉は時代を超えて語り継がれている結婚の知恵ですが、現代の婚活においても非常に重要な示唆を与えてくれます。今回は、この名言の真の意味と、本当に幸せな結婚につながる相手の見極め方についてお伝えしたいと思います。
トーマス・フラーの名言が示す結婚の知恵
「結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。」この言葉が伝えたいのは、結婚前には相手をしっかりと見極め、生涯のパートナーとして相応しいかを慎重に判断しなさい、そして結婚後は些細なことにこだわらず、寛容な心で相手と向き合いなさい、ということです。
現代の婚活では、「両目を大きく開いて見る」という部分が「スペックをチェックする」という意味に解釈されがちです。年収、学歴、職業、外見といった表面的な条件ばかりに注目し、数値化できるデータで相手を評価してしまう方が少なくありません。しかし、これは本当の意味での「両目を大きく開いて見る」ことなのでしょうか。
私が結婚カウンセラーとして多くの会員様とお話しする中で感じるのは、条件面の希望は具体的でも、「本当はどのような人との結婚を望んでいるのか」が曖昧な方が多いということです。条件だけを追い求めていては、本質的な相性や幸せな結婚生活に必要な要素を見落としてしまう可能性があります。
真の「両目を開く」とは内面を見抜く力
私が考える真の「両目を大きく開いて見る」とは、相手の内面や人格を深く理解することです。その人の心の声に耳を傾けられますか?困難な状況で、その人がどのような対応をするかを想像できますか?一緒にいる時の自然な居心地の良さを感じられますか?
これらは履歴書や条件表には現れない要素ですが、長い結婚生活を考える上で極めて重要なポイントです。表面的な魅力や条件ばかりに目を奪われ、相手の本質を見る目を曇らせてしまうと、真の幸福から遠ざかってしまいます。
JOYマリッジ.comでは、会員様一人ひとりと向き合い、その方の価値観や人生観を深く理解するためのカウンセリングを重視しています。単に条件の合う相手をご紹介するのではなく、心の深い部分で繋がることのできるお相手との出会いをサポートしています。「理想の結婚像が明確でない」という方には、じっくりとお話を伺いながら、本当に大切にしたい価値観を一緒に見つけていきます。
結婚生活を支える見えない絆の大切さ
結婚生活では、目に見えない心の繋がりこそが最も価値あるものとなります。疲れて帰宅した時に、無言でも安らぎを与えてくれる存在か。喜びを分かち合いたいと自然に思える相手か。人生の困難に直面した時に、共に立ち向かう意志を持てる人か。
これらの要素は数値では表現できませんが、夫婦として歩んでいく上での土台となる重要な要素です。私自身の結婚経験を通じても、お互いを理解し合い、支え合うことの素晴らしさを日々実感しています。
婚活中の方には、お見合いやお食事の際に、相手がどれほど真剣にあなたの話に向き合ってくれるか、あなたの感情に共感を示してくれるか、自然体でいられる雰囲気を作ってくれるかといった点に注意を向けていただきたいと思います。これこそが「結婚前に両目を大きく開いて」確認すべき本質的な部分なのです。
もちろん、価値観や生活面での相性も大切な要素です。しかし、それ以上に重要なのは、お互いを尊重し合い、思いやりを持って接することのできる関係性です。JOYマリッジ.comでは、こうした深いレベルでの相性を大切にしたマッチングを心がけ、表面的な条件を超えた真の相性を見極めるためのアドバイスを提供しています。
婚活は単なる出会い探しではなく、人生を共に歩むパートナーとの絆を築く大切なプロセスです。トーマス・フラーの知恵ある言葉を胸に、皆様が心の目を開いて、本当に大切なお相手との出会いを実現されることを、心より願っています。


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